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日本「開拓団」の歴史の真相を暴く文書を遼寧省が公表

人民網日本語版 2015年09月16日10:41

 中国侵略戦争期間、日本は中国を真に占領するために、血腥い占領軍だけでなく大量の移民も中国に送り込んだ。遼寧省公文書館がこのほど公表した日本の開拓団に関する60件近くの史料は、当時の日本移民侵略史を暴き、日本「開拓団」の真相を暴くものだ。人民日報が伝えた。

 今回公表された史料は、早期の満鉄独立守備隊退役兵移民、「関東都督府」福島安正都督が建設を計画した「愛川村」など代表的な移民村、およびいくつかの特殊な移民形式の移民団に関する文書が含まれる。これらの文書は日本移民団の移民計画、移民構成、移民経緯などを詳細に記し、彼らが中国で犯した罪および中国の人々にもたらした物的、精神的損害を記録している。

 1931年の「九一八」事変(満州事変)後、植民侵略と掠奪が日本の公然たる行動となった。東北部の軍事占領を揺るぎないものにするため、日本は中国東北部への組織的、計画的な大規模移民を開始した。1936年8月、広田弘毅内閣は百万移民計画を正式に日本政府の7大「国策」の1つとし、日本は「国策移民」時期に入った。

 遼寧省公文書館の趙煥林館長によると、世の中を欺くために日本は「移民団」を「開拓団」、「移民事業」を「開拓事業」と改称した。日本は1937年からの20年間で中国東北部に100万世帯計500万人を移民させることを計画した。東北部の人口構成を変え、中国東北部を永久に日本の領土とすることが大きな目的だ。(編集NA)

 「人民網日本語版」2015年9月16日

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