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国産大型機C919がラインオフ、実際に搭乗できるのは数年後か

【中日対訳】 

人民網日本語版 2015年11月03日14:45

7年間の設計・開発を経て、中国製大型旅客機C919の1番機が11月2日、中国商用飛機有限責任公司が新たに建設した総組立製造センター浦東基地の工場内で正式にラインオフした。

しかし、機体がラインオフし、初飛行(2016年の予定)が行われても、すぐに中国製の大型機に搭乗できるわけではない。航空専門誌「航空知識」の副編集長である王亜男氏は、「C919は今後数年間に渡り1000種以上の試験のすべてに合格しなければならない。例えば最低速度離陸、結氷試験、高温・低温試験などだ。これらは非常に厳しい試験であり、航空機はさまざまな極限状況における性能の試験を受けなければならない」、「成熟した技術を持つ民間機製造メーカーのボーイング社とエアバス社ですら、航空機のラインオフから耐空性の審査に合格するまで、1−2年の時間を必要とする。中国は現時点でその十分な経験を持たず、かつ気候的要素など完全に人の力で制御出来ない試験飛行の実験条件もある。ゆえに我々はC919に搭乗するまで、あと何年か我慢強く待つ必要がある」と指摘した。(編集YF)

「人民網日本語版」2015年11月3日

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