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「一帯一路」 呼びかけは中国、チャンスは世界のもの

人民網日本語版 2016年03月12日11:17

外交部(外務省)の王毅部長(外相)は8日、第12期全国人民代表大会(全人代)第4回会議の記者会見で、「『一帯一路』(1ベルト、1ロード)の呼びかけは中国が行ったものだが、チャンスは世界のものだ」と世界に向けて厳かに宣言した。

習近平国家主席は2013年の9月と10月に中央アジアと東南アジアを訪問した際、「シルクロード経済ベルト」と「21世紀海上シルクロード」(「一帯一路」)をともに建設しようとの重要な提言を行った。

15年3月には、「シルクロード経済ベルトおよび21世紀海上シルクロードの共同建設推進に向けたビジョンと行動」が発表された。今ではこの「一帯一路」をともに建設し、ともに成果を享受しようという偉大なプロジェクトが緩やかに進められている。

王部長は記者会見で「一帯一路」建設の成績表を発表し、次の4点に言及した。

(1)建設に参加するパートナーがますます増えている。これまでに70を超える国と国際機関が協力の意向を示し、20を超える国が中国との間で「一帯一路」の共同建設の協力合意に調印した。

(2)金融面の支援が基本的に実現された。中国が呼びかけたアジアインフラ投資銀行(AIIB)はすでに開業し、シルクロード基金の第1期投資プロジェクトもスタートした。

(3)相互接続(コネクティビティ)ネットワークが徐々に形成された。中国・パキスタン経済回廊や中国・モンゴル・ロシア経済回廊の建設を目印に、インフラ、金融、人的・文化などの分野で一連の重要かつ早期の成果を獲得した。中国と欧州を結ぶ国際貨物列車がユーラシア大陸を横断し、ハンガリー・セルビア高速鉄道やインドネシアのジャカルタ・バンドン高速鉄道が工事をスタートし、中国・ラオス高速鉄道や中国・タイ高速鉄道といった汎アジア鉄道ネットワークの建設が重要な一歩を踏み出した。


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