台湾問題をいつまでも先送りしてはならない

 銭其しん中国共産党中央政治局委員・国
務院副総理は3月8日、第9期全国人民代表大会
第2回会議に出席した台湾代表団と政府活動報
告を審議した際、「一国二制度」の方針に従
って祖国の平和統一を実現することは、台湾
同胞を含む全体の中国人民の共通の願望と切
実な要求であると指摘し、次のように述べた

 香港がすでに復帰され、澳門(マカオ)
も今年末に祖国に復帰されるので、台湾問題
はいつまでも先送りしてはいけないのである

 海峡両岸の協力と交流を引き続き強め、
両岸の政治交渉を早めに行い、一つの中国の
原則のもとで、祖国の統一を実現するために
条件を提示するものである。

 台湾代表はこの一年来、海峡両岸の各業
界の有志の間で経済、文化、教育などの面で
の交流を全面的に顧みている。銭其しん氏は
これについて意見を発表し、次のように語っ
た。

 今年は全国人民代表大会常務委員会「台
湾同胞に告げる書」発表20周年、江沢民主席
の8項目の主張発表4周年にあたる。これらは
祖国の平和統一の問題の上で、総体的情勢は
大きな発展をとげた。

 アジア金融危機期間、両岸の貿易は依然
として増加の勢力を維持し、人員の交流もま
すます密接となってきた。両岸の目前の最大
の障害は政治上の障害であり、政治交渉を通
じて両岸の政治上の不一致を克服し、両岸の
関係は必ずより大きな発展を遂げることがで
きるはずである。

「人民日報」 1999年3月9日4面