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アメリカをはじめとするNATOは、ミサイルで公然と中国
駐ユーゴ連邦大使館を襲撃し、中国の外交官と新聞記者など2
0人以上の死傷者をもたらした。これは国際関係史において、
まれに見る野蛮な犯罪行為である。この国際法を踏みにじった
人間性のない暴行は中国人民の極めて大きな憤慨と国際社会の
強烈な非難を引き起こした。一連の非難の声にもかかわらず、
アメリカをはじめとするNATOはやはりユーゴ連邦に対し引
き続き無差別爆撃を行っている。血のしたたるこの事実は、ア
メリカをはじめとするNATOの人道主義衛兵という仮面を剥
ぎ取り、彼らの覇権的で人道を踏みにじった正体をあますとこ
ろなく暴露した。事実の示すとおり、人道主義に背く災難をも
たらした元凶はあかの他人などではなく、まさにアメリカをは
じめとするNATOなのである。
アメリカをはじめとするNATOは、人道主義に背く災難を
避けるということを口実にしてユーゴ連邦に対し空中爆撃を行
っているが、この50日間、それは毎日のように人道主義に背
く災難をもたらしている。NATOの無差別爆撃のもとで、ユ
ーゴ連邦の土地の上には硝煙が渦巻き、多くの橋や精油所、発
電所、テレビ局、ひいては病院や住宅地までもがNATOの野
蛮な爆撃の目標となり、ユーゴ連邦の罪のない庶民は少なくと
も1000人死亡しており、また80万人以上の人々は死から
逃れるため自分の故郷を離れている。これは、アメリカをはじ
めとするNATOが声高に「人道主義に背く災難を避ける」と
いうスローガンを掲げているのにもかかわらず、実際には非人
道的な行為を行っているということを示している。
アメリカをはじめとするNATOは、爆弾をもって平和な人
民に対するその行為が、天を怒らせ人に憎まれる暴行であるこ
とを知らないわけではない。したがって、民間人を傷つけるよ
うな悲劇が発生するたびに、NATOは「誤り」だとお茶を濁
している。中国大使館を襲撃した後、アメリカ政府筋は再び、
これは「誤爆」であり、「作戦が意外な結果をもたらすのは避
け難いことだ」と弁解している。新華通信社記者の邵雲環さん
は死亡する6日前に「NATOの『意外な出来事と誤り』はい
つ終わるのか」と題する記事を国内に発信している。彼女は記
事の中で、「NATOの空爆が続いている状況において、NA
TOはふたたびいくつの『誤り』を発生させるのか。ユーゴ連
邦でこれらの『避けられないミス』により果たして何人の罪の
ない庶民が死んでいくのであろうか」と憤りをもって問い詰め
ている。事実の上でも、侵略者の凶悪な本性はとりもなおさず
平和の人民に災難をもたらすものである。公然と中国の大使館
を襲撃したこの行為は、まったくもってアメリカをはじめとす
るNATOが故意に画策したことである。これもアメリカをは
じめとするNATOの侵略的な本性を暴露する真実である。「
誤り」「意外」などの弁解では、誰もだますことができない。
国際社会は、NATOの中国大使館襲撃は「野蛮な行為」で
あると強烈に非難しているが、アメリカだけが、これは「野蛮
な行為ではない」と弁解している。こうした横車を押すような
発言はアメリカの覇権主義をさらに暴露するものである。NA
TOの人間性のない暴行により、今年の母の日には、3人の中
国人の母親が自分の息子や娘を失い、一人の中国人の子供が自
分の母親を失った。NATO中国大使館襲撃の被害者の一人で
ある朱頴さんの父親は、「アメリカをはじめとするNATOは
なぜ中国駐ユーゴ大使館を襲撃したのか?なぜ私の娘と娘婿を
殺したのか」と天を指差し涙を流して叫んだ。これは悲痛な訴
えであり、平和を求める叫びであり、また中国人民と世界の平
和を愛する人民の心の声を代表するものである。アメリカをは
じめとするNATOが中国駐ユーゴ大使館襲撃に対し全部の責
任を負うことは必至であり、ユーゴ連邦で人道主義にそむく災
難をこれ以上もたらすことを何としても制止しなければならな
い。
道理あるものには助が多く、道理のないものには助が少ない
。NATOの野蛮な行為は、全世界の平和を愛する人民のます
ます強烈な反対を喚起した。国連人権高等弁務官は、NATO
はーゴ連邦に対し戦争を発動した犯罪行為の責任を追及される
べきであると見ている。アメリカの多くの世論さえもNATO
のこの非人道的犯罪行為を非難しており、NATOは故意に庶
民を傷付け、民間施設を襲撃したのであり、この行為は国際刑
事法廷と国際裁判所の裁判にかけられるべき重大な犯罪である
と認めている。
冷戦終結後、各国の人民はみな安定した豊かな暮らしを送る
ことを切望している。しかし、世界はそれほど平和ではない。
アメリカをはじめとするNATOがその社会基準と価値観を推
し進めるため、戦争を発動することも躊躇せず、人道主義に背
く災難をもたらしている。覇権主義と強権政治に向かって断固
として戦わなければ、人道主義に背く災難を終結させることは
できない。平和と安定を切望する世界人民の前において、アメ
リカをはじめとするNATOの覇権主義と強権政治がますます
強烈な反対を受けることは必至であろう。
「人民日報」 1999年5月11日1面
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