西安市の児童、クリントン氏宛てに手紙を書く


 かつてクリントン米大統領に「平和万歳」という掛け字を贈
呈した西安市の陳樹言君は5月12日、クリントン大統領宛て
に手紙を書いた。陳君の手紙には次のように書いてある。

 「クリントン大統領、あなたはまだ西安の城壁を覚えていま
すか。あなたのために書を書いた男の子をまだ覚えますか。あ
なたは僕が城壁の上で書いた「平和万歳」という書道作品を自
らの手で受け取り、丁寧に収めました。しかし思いがけないこ
とにそれから1年も経たないうちに、あなた方はユーゴー連邦
に対し無差別爆撃を行い、大勢の人々に家屋を失わせたことで
す。特に今年5月8日、あなた方はさらに中国駐ユーゴ連邦大
使館にミサイルを発射し、許杏虎おじさん、邵雲環おばさんと
朱頴おばさんを殺害したのです。これを聞き、僕の心は苦しく
てたまりません。あなたの行動は僕のあなたに対する美しい印
象を叩きつぶし、僕ら子供たちの心をも叩きつぶしました。」

 「今日、僕はまたあなたに「僕らは平和を愛し、戦争に反対
する」という書道作品を書きました。これは僕の心の声であり
、中国の児童全員の心の声でもあります。僕らは平和な日が訪
れることを期待しています。」

 伝えられたところによると、陳樹言君のこの手紙は、西安市
教育委員会がアメリカ駐中国大使館に取り次ぐということであ
る。

 昨年6月25日、クリントン大統領は古都西安を訪問し、陝
西省小天鵝芸術団のチビッコ書家である西安空港小学校の陳樹
言君は仲間たちと一緒に、南の城門の城壁の上で来賓たちのた
めに書道実演を行い、陳君は自分が書いた「平和万歳」という
書道作品をクリントン大統領に贈呈した。

 「海外版」 1999年5月14日2面