江沢民主席、パストラナ・コロンビア大統領と会見


 〔北京5月14日=本紙〕江沢民主席は14日午後、人民大
会堂でアンドレス・パストラナ・アロゴ・コロンビア大統領と
会談を行い、双方は両国関係と共に関心を寄せる問題について
意見を交換した。

 会談中、江主席は次のように述べた。

 米国をはじめとするNATOがミサイルで中華人民共和国駐
ユーゴスラビア連邦共和国大使館を襲撃することは、「国連憲
章」と国際関係における基本的準則を公然と無視し、踏みにじ
るものであり、中国の主権を粗暴に侵攻し、中国の尊厳を傷つ
けたものでもある。これは国際関係史上においてもまれに見る
野蛮な暴行であり、露骨な覇権主義と強権政治の行為でもある
。中国政府と中国人民はこの暴行に対して、この上なく憤慨を
示し、強く非難する。中国政府は声明を発表し、最大限の抗議
を申し入れた。われわれは、米国をはじめとするNATOがこ
れに対し、すべての責任を負わなければならないと要求する。
中国人民は中国政府が国の主権と民族の尊厳を擁護するという
厳正な立場を断固として支持する。これは中国人民の高度な愛
国主義の熱情と崇高な正義感を表現し、中華民族が団結して外
国の侮りに抵抗する精神と栄えある伝統を体現している。コロ
ンビアを含める国際社会も米国をはじめとするNATOの暴行
を非難し、中国政府と人民に支持と声援の意を表した。これに
対し、われわれは心から感謝の意を表す。

 会談後、両国元首は共に両国の文書の調印式に出席した。双
方は両国政府間の司法協力条約、両国の外交部了解覚書、両国
政府間の経済技術協力に関する交換公文、両国政府の2000
〜2002年度文化教育協力の執行計画と両国の環境保全協力
協定に調印した。

 「人民日報」1999年5月15日1面