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[北京5月14日=新華社]クリントン大統領の要請に応じ
て、江沢民主席は14日夜、クリントン大統領と電話会談を行
った。
クリントン大統領は「ベオグラードで発生した悲劇について
心から謝罪し、負傷者と遭難者の遺族に私個人の遺憾の意を表
する」と述べ、事件の発生原因を調査し、できるだけ早く真相
を中国人民に公表することを約束した。クリントン大統領はま
た、米中両国関係が非常に重要であり、彼がこの「悲劇」の処理に
最大の力を払って、両国関係を正常な発展に戻らせることを
強調した。
江沢民主席は次のように述べた。
アメリカをはじめとするNATOによる中国大使館襲撃は世
界を驚かせる重大な事件であり、中国大使館の館員が死傷し、
館舎が破壊された。これは中国の主権を侵犯したことであり、
「国連憲章」と国際関係の基本的準則に対し横暴に踏みにじっ
たことでもある。
中国人民にとって、これは飛んできた災禍である。中国政府
は自国公民の生命と安全に充分な関心を寄せている。我が国は
12億人民を擁する国であり、すべての中国人の生命は尊いで
ある。これは中国政府が擁護しなければならない最も根本的な
人権である。
中国大使館襲撃事件は中国人民の感情をこのうえなく傷づけ
た。事件発生後、中国人民はすすんでさまざまな方式で自らの
義憤を表し、国上げてさかんな抗議の活動が盛り上がった。こ
れは至極当然なことである。中国政府と中国人民のこの正義の
闘争は国際社会と世界人民から同情、理解、支持を受けた。
アメリカをはじめとするNATOはこの事件に対し、すべて
の責任を負わなければならない。アメリカ政府はこの事件の重
大さを十分に認識することを望んでいる。この事件は中米関係
を損なった。我々は一貫して両国関係の改善と発展を重視し、
カギとなるのは平和共存五原則、とりわけ主権の相互尊重と領
土保全の原則を遵守することである。
当面の急務は、アメリカ政府がこの事件に対し全面的、徹底
的、公正な調査を行い、速く調査の結果を公表し、中国政府と
中国人民の打ち出したすべての要求を満たすことである。
「人民日報」 1999年5月15日1面
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