マレーシアが南沙諸島で施設を建てることは中国領土主
権を侵犯するものである


 [北京6月29日=新華通信社]章啓月外交部スポークスマ
ンは6月29日の記者会見で、マレーシアが南沙諸島で施設を
建てることは中国領土主権を侵犯するものであると指摘し、次
のように述べた。

 中国は南沙諸島および付近の海域に対し、争うことのできな
い主権を有する。関係国はいかなる口実で、南沙諸島の楡亜暗
沙と簸箕瀬の上で施設を建てることは、中国領土主権を侵犯す
ることとなり、不法かつ無効なものである。中国側は5月18
日に上述の事件について正式にマレーシア側に照会し、マレー
シア側が誤りを是正し、中国領土主権への侵犯を停止するよう
要求した。

 中国政府は一貫して南中国海地域の安定に力を入れている。
われわれは、関係国が1997年の中国――東南アジア諸国連
合の指導者が発表した「共同声明」の精神を順守し、事態拡大
化をもたらす可能性のあるすべての行動を直ちに停止し、南中
国海地区の安定を擁護するよう強く要求する。

 「人民日報」 1999年6月30日4面