外交部スポークスマン、李登輝の談話を論評


 [北京7月12日=新華社]朱邦造外交部スポークスマンは
7月12日、李登輝の国家分裂の言論についてインタビューに
応じた際、次のように述べた。最近、李登輝は「ディ・ドイッ
チュランデシャ・バラ」(ドイツの放送局)のインタビューに
応じた際、台湾当局がすでに両岸関係を「国と国、少なくとも
特殊な国と国との関係として位置づけている、と公然と表明し
た。台湾当局の関係方面の責任者も李登輝に同調し、両岸関係
はすでに「二つの対等的な政治実体」から「二つの国」へと向
かい、両岸会談は「国と国との会談」である、とした。

 李登輝は公然と両岸関係を「国と国との関係」に位置づけた
のは、国家分裂の道に踏み出した極めて危険な一歩であり、国
際社会が公認した一つの中国という原則に対しての徹底的な否
定と厳重な挑発であり、中国の領土と主権を計画的に分裂し
、台湾を中国から切り離そうとする彼の政治的本質をいちだん
と暴露した。これはまた、李登輝がこれまで何回も表明した「
『台湾独立』の路線を取ることはなく、そんな必要もない」、
「将来の統一目標を放棄していない」といった話はまったく台
湾同胞と国際世論を欺くものだと実証している。

 李登輝は就任以来、台湾島内多数の民衆の反対を押し切り、
金銭による買収、賄賂などさまざまな卑劣な手段で力を尽くし
て「実務外交」を推し進め、祖国分裂の活動を行っている。李
登輝は国際社会に「二つの中国」、「一つの中国、一つの台湾
」を作り、天下の大悪をあえて犯して、両岸関係を「国と国と
の関係」に位置づけるようになったということから、彼が火遊
びの道をもっと遠く歩んだことが分かった。これは必ず両岸関
係の改善、台湾海峡情勢の安定に影響を及ぼし、中国の平和統
一に危害を加えるに違いない。

 世界では一つの中国しかなく、台湾は中国領土の一部分であ
り、中国の領土と主権を切り離すことを許さない。国連と世界
じゅうの圧倒的多数の国々を含めての国際社会はいずれも台湾
は中国に属し、中華人民共和国政府は全中国を代表する唯一の
合法的政府であり、台湾は中国の一部分であることを公認して
いる。海峡両岸はいまだに統一されていないにもかかわらず、
台湾の中国領土の一部分である地位は変わっておらず、変える
こともできない。中国の台湾に対し有する主権は変わっておら
ず、変えることもできない。台湾問題が無期限に続いていく可
能性はなく、中国の統一は必ず実現することができる。李登輝
は更に多くの分裂言論を発表しても、この歴史の流れを阻止す
ることができない。

 われわれはここで李登輝と台湾当局に対し、中国政府が国家
の主権、尊厳と領土の保全を守るための断固たる決意を過小評
価してはならず、中国人民が分裂に反対し、「台湾独立」に反
対する勇気と力を過小評価してはならないと厳正に警告する。
中国の統一は大勢と人心の赴くところである。李登輝と台湾当
局は必ず情勢をはっきりと認識し、危険の一歩手前にとどまり
、祖国を分裂させるすべての活動を即時にやめなければならな
い。

 「人民日報」 1999年7月13日1面