|
[解放軍報評論員]世界に存在する中国は一つだけであり、
台湾は中国の領土と主権の分割不可能な一部分であり、これは
国連および世界の圧倒的多数の国を含む国際社会の公認事実で
ある。李登輝はこの基本的事実を無視し、公然と分裂論を発表
した。この中で最も問題となるのは、「一つの中国」という原
則を否定し、実質的に台湾を中国から切り離したいという思惑
が見受けられることである。
ここ数年来の李登輝の言動を見ると、中国人民の反対する「
二つの中国」「一つの中国、一つの台湾」「台湾独立」などと
いう言葉が、すでに李登輝の心に深く根ざしていることが分か
る。彼はこれまでも異なる政治環境や異なる場面において、さ
まざまな形式をもって自分の考えを表明している。これまでの
李登輝は、虚偽の言葉をもってそれをひた隠しに隠してきたが
、現在はそのベールを完全に剥ぎ取り、祖国分裂という見にく
い顔を完全に表にさらけ出したわけである。
中国共産党は民族の大義を十分に尊重しており、新中国建立
後、中国政府は一途に祖国統一の大業に力を注いできた。とり
わけ改革・開放以来、葉剣英元委員長の「台湾同胞に告げる書
」の発表やケ小平同志の「一国二制度」という偉大な構想、ま
た江沢民主席の台湾問題解決に関する8項目の主張、および「
一国二制度」政策の香港での成功に至るまで、中国共産党と中
国政府は祖国の平和統一を推進する一貫した誠意と事務的な態
度を十分に表明もしている。まさにこれを背景として、両岸の
経済、文化交流は日増しに強化されており、近いうちに政治対
話を行う意向もある。台湾同胞を含む全中国人民は、心から両
岸関係が祖国統一の方向に向かって健全な発展を遂げていくこ
とを期待している。
中国人民解放軍は、国家主権と領土保全の保持という神聖な
使命を背負っている。李登輝が祖国を分裂しようとする陰謀を
前にして、全軍の指導者・戦闘員ともにこの上ない憤りを感じ
ている。中国政府は一貫して平和統一を主張しているが、いま
だ武力使用の放棄を承諾していない。我々は政府のこの厳正な
立場を絶対的に擁護し、海峡対岸の動きと事態の推移を注意深
く見守っている。統一を堅持し、分裂に反対する闘争のなかで
、我々は国家意志を最高の意志とし、民族利益を最高の利益と
して、決して祖国分裂の成功を許さず、わずか一寸の土地でも
祖国の地図から分裂させない。革命化、近代化、正規化という
道のりで大きく歩む人民解放軍は、祖国の主権と領土保全を保
持し、祖国の統一を擁護する強い決意と十分な実力を持ってい
る。
火遊びする者は必ず自ら焼け死にする。李登輝に告げる。欲
に眼がくらみ、我を押し通してはならない。祖国分裂を企む者
に良い未来などあるわけがなく、民族の犯罪者としての汚名を
末永く後世に残すだけである。
「人民日報」 1999年7月15日1面
|