一つの中国という原則は統一の基礎(要旨)本紙評論員


 江沢民主席は、クリントン大統領との電話会談において以下
のように厳かに指摘した。「台湾問題は中国の主権および領土
保全に関わる問題であり、中国の平和的統一という大事業でに
影響を及ぼし、中国人民の民族感情に関する問題でもある。祖
国統一の実現は、中国政府の揺るぎない決意であり、台湾同胞
、海外華僑同胞を含む全中国人民の共通の願望でもある。」大
統領のこの指摘は、中国政府および中国人民の分裂反対の意志
、さらに国家主権と領土保全を擁護するという揺るぎない決意
を余すところなく表わしている。

 分裂反対、統一堅持は中華民族の中に根づいた古くからの伝
統である。つまり統一を追求する価値基準は、中華民族の文化
の奥に深く根づいたものである。この価値基準があってこそ、
中華民族は、長い間変わることなくその華やかな中華文明を維
持できたとも言える。その長い歴史は、人類文明史上において
他に類を見ないものであり、いかなる国のいかなる民族も成し
遂げたことがないほどである。

 祖国統一という大事業の達成は、中華民族の根本的な利益の
よりどころである。このような根本的利益の追及および民族感
情に基づいて、中国人民は、祖国統一を堅持するためには、一
つの中国という大原則を堅持しなければならないと確信してい
る。祖国統一という大事業を達成し、平和的統一を実現するた
めには、一つの中国という原則は、揺らぐことのない基礎であ
り、また前提でもある。この基礎と前提を堅持してこそ初めて
、国家の平和的統一について語ることが可能となるのである。
この基礎と前提を擁護してこそ初めて、海峡両岸の安定を保証
することができるのである。また、この基礎と前提を尊重して
こそ、両岸関係を発展させ、両岸の交流と意見交換を促すこと
ができるのである。

 一つの中国という原則は、全民族の声、全民族の意志、全民
族の感情である。この原則と感情を破壊するすべての言行は、
中華民族を売り渡す行為であり、また中華民族の意志に背くも
のである。

 歴史の発展が弁証法的に更に以下のことを証明している。中
国人民の感情と民族の意志を無視し、国家統一および一つの中
国という原則に挑戦する人物は誰であろうと、いずれ人民に見
捨てられ、また民族にも見捨てられることになるであろう。反
対に、祖国統一という大事業は歴史の潮流に沿ったものであり
、全国人民の努力によって実現するであろう。

 「人民日報」 1999年7月21日1面