中国政府、台湾への先進兵器装備売却につい て
米国側に強く抗議


 楊潔ち外交部副部長は8月2日、モリアティ・米国駐中国臨
時代理大使を呼び、命令を受けて中国政府を代表して、米国政
府が台湾へ大量の先進兵器装備を売却することについて米国側
に強く抗議し、次のように述べた。

 米国政府は中国政府からの断固反対と厳正な交渉を顧みず、
このほど台湾へE−2T早期警戒機とF−16戦闘機の部品と
装備を含む金額5億5000万ドルにのぼる大量の先進兵器装
備を売却することを明らかにした。米国側のこの誤ったやり方
は中米間の3つの共同コミュニケ、特に中米間の「817」コ
ミュニケの規定に厳重に違反した。これは中国内政に対する粗
暴な干渉であり、中国の主権と領土保全に対する重大な侵犯で
もある。台湾海峡の緊張情勢を激化させ、中米関係にひどい損
害をもたらすことになろう。中国政府と人民はこれに対し、極
めて強い憤慨を示す。私は中国政府の命令を受けてこれについ
て米国政府に強く抗議する。

 米国政府は「817」コミュニケにおいて、@長期にわたっ
て台湾への兵器売却政策の実施を求めない。A台湾に売却する
兵器の性能や数量において中米国交樹立以降の近年間の供給水
準を上回らないようにする。B台湾への兵器売却を逐次減少さ
せる上に、一時期を経て最後の解決に至ることを明らかに約束
している。しかし、現在、米国側は、台湾へ上記の大量の先進
兵器と装備を売却することを決め、これは米国側の上記のよう
な約束と国際関係の基準に全く逆行するものである。このよう
な信義に背くやり方は、中国人民から強く反対されるだけでな
く、正義を主張する全世界の国々と人民に非難されることにな
ろう。

 中国側は、米国政府が中米関係の大局から、中米関係におけ
る問題を適切に解決し、特に中米間の3つの共同コミュニケお
よび関連承諾に基づき、台湾問題を適切に処理することを厳正
に要求する。米国側は台湾への兵器売却における重大性、危害
性と危険性を十分に認識しなければならず、ただちに台湾への
兵器装備売却を取り消し、実際行動で誤りを是正しなければな
らない。

 「人民日報」1999年8月3日4面