小さな貨幣を用いて、李登輝の「二国論」を批判


 江蘇省在住の労働者・丁金林氏は貨幣収集愛好者である。先
日、丁氏は自ら収蔵している貨幣の中から、特に台湾の歴史と
関係が深い貨幣を2枚持ち出し、この確実で決して変わること
のない歴史的事実を用いて、李登輝の「二国論」を批判した。

 丁氏によると、彼が収蔵する貨幣には、銅製方穴形貨幣「康
煕通宝」が1枚ある。これは1683年に発行されたもので、
額面の正面には「康煕通宝」の4文字が刻まれており、裏側は
漢字と満族文字を用いて書かれた2つの「台」という字が刻ま
れている(上の写真)。この貨幣は当時の台湾鋳造局によって
鋳造されたものである。さらに1954年に台湾省によって鋳
造、発行されたもう1枚の貨幣は、額面5角、中心部には孫文
氏の胸像が刻まれており、さらに裏側には台湾省の地図と「五
角」の文字が鋳造されており、地図の中心には「台湾省」とい
う文字が旧字体を用いてはっきりと印刷されている。(下の写
真)

 この2枚の貨幣は、中国がただ一つの存在であり、台湾は中
国の一部分であるという、反駁不可能な事実を示している。李
登輝が祖国大陸部と台湾の関係を「国と国、少なくとも特殊な
国と国との関係」とうそぶいたことは歴史的事実に背くもので
あり、法律の原理から見ても許されないもので、まさに事実を
見ずにでたらめを述べたものである。

 「華東新聞」 1999年8月18日1面