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建国50年の間、中国国民の生活には大きな変化が生じてい
る。特に改革開放後の20年間、国民の生活レベルは、更に大
きな前進が認められた。都市部住民は貧困状態から脱却したば
かりでなく、衣食問題を解決し、平坦な道ではなかったが、比
較的質の高い生活レベルへと到達している。農村部住民につい
ても、全体的に見て貧困状態を脱却しており、以前のような空
腹の生活、新しい衣服も滅多に購入できないような生活から、
現在は物質的生活が豊かになり、消費の質は著しく高められた
と言える。
収入の面においても、1949年、都市部では住民の一人当
りの現金収入は年間100元に満たず、農村部住民の一人当り
の純収入は年間50元にも届かなかった。1978年になると
、都市部住民の一人当りの可処分所得は年間343元へと増加
、農村部住民の一人当りの所得も年間134元へと増加した。
改革開放政策は、中国経済に発展の転機をもたらし、人々の生
活にも、たとえようもないほどの大きな変化が生じた。都市部
および農村部住民の一人当りの収入は、1998年にはそれぞ
れ5,425元、2,162元へと増加し、物価上昇分を差し
引いても、過去20年間でそれぞれ2.2倍、3.4倍増加し
たことになり、年平均では6%、6.3%の成長率となった。
新中国成立後、都市部住民の生活は貧困からの脱却、衣食問
題の解決、更に生活レベルの向上という三つの段階を経た。1
957年、都市部住民の一人当り消費支出は222元であり、
うち食費は130元、被服費は27元であり、衣食に必要な支
出は全支出の70%を占めていた。1978年、一人当りの消
費支出は311元であり、物価上昇分を差し引けば、1957
年と比べ22.6倍増加し、うち全支出に占める衣食関連支出
の比率は71%であった。改革開放政策以降、都市部住民の生
活は配給切符などによる制限がなくなり、真に衣食が満ち足り
る段階へと達するとともに、生活レベルも更に向上した。中国
都市部住民のエンゲル係数は改革前には57%以上であったが
、1985年には53.3%に下降し、1994年、初めて5
0%台を割り、1998年には44.5%まで下降した。この
指標によれば、現在の都市部住民の生活は比較的質の高い生活
レベルに達したと言うことが可能である。
衣食関連支出の面で大きな変化が生じたことを除けば、都市
部住民の生活において変化が最も著しいのは家庭耐久消費財で
ある。1998年、都市部住民家庭100戸当り、カラーテレ
ビの保有は105台、洗濯機91台、冷蔵庫76台であり、そ
れぞれ1988年より1.4倍、24.7倍、1.7倍増加し
た。この他、100戸当り、エアコンの保有は20台、パソコ
ン4台、マイカー0.25台でおり、63.8%の家庭には電
話が設置されている。
農村部住民の生活レベルの改善は、消費全体の構造について
見ても、生存に必要な支出の比重が減って来ており、生活の質
的向上および生活を楽しむため支出の割合が増えている。19
54年、農村部における消費全体の構造は、食料費が支出全体
に占める割合は69%と最も高く、被服費は13%、住宅関連
費は9%、日用品およびその他の支出が9%であった。199
8年には、食料費の支出全体に占める割合は53.4%まで下
がり、文化娯楽用品、サービス関連支出およびその他の支出が
25.3%と高くなり、住宅関連支出は15.1%、被服費6
.2%であった。現在、全国において農民の95%以上は、衣
食について十分満ち足りた生活を送っており、農民の25%前
後は比較的高い生活レベルを維持している。農民生活の質的向
上については、次の5つの変化があげられる。@食品の質が明
かに向上し、副食の支出および米・小麦粉の支出が比例的に上
昇し、栄養情況は著しく改善された。A衣服は更に高級になり
、着心地も改善された。B住居についても大きく改善された。
C家庭耐久消費財が倍増し、1998年末には、農家100戸
当りについて、保有するテレビ台数は96台、うちカラーテレ
ビ33台、テープレコーダ32台、扇風機112台、洗濯機2
3台であった。D精神面においても生活は日増しに充実してい
る。
「人民日報」 1999年8月27日2面
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