英女王、江沢民主席のために盛大な歓迎宴会を催す


 イギリス女王エリザベス2世は10月19日バッキンガム宮
殿にて、盛大な宴会を催し、公式訪英に来た江沢民主席を情熱
を込めてもてなした。

 宴会の初め、エリザベス女王は先ず挨拶をし、江主席の来訪
に対し歓迎の意を表するとともに、次のように述べた。

 イギリスと中国は悠久かつ豊富な歴史を持ち、両国は各自の
方式で世界文明のために寄与した。両国関係の発展につれ、双
方文化の相互影響も増している。イギリス人民は従来から中華
文明、特に中華芸術、建築と文学を慕っている。何年も昔から
その人々は中国の磁器を模造し、また中国人の喫茶する習慣を
身につけた。そのため、中国と磁器のことは英語の中で同じで
あり、中華料理屋はイギリス各地において、すでに人々の日常
生活でおなじみのことの一つとなった。これと同時に、イギリ
ス人は中国の哲学と医療面における伝統的智恵に対しても、ま
すます関心を寄せている。

 江沢民主席は答辞の中で、女王夫妻の情熱のこもった招きと
友好的なもてなしに対し心からの感謝を表した。

 江沢民主席は中国の経済情勢を紹介した際、次のように指摘
した。

 「半世紀以来、新中国はなみなみならぬ歴史を辿ってきた。
中国人民は心を一つにして団結し、発奮して強大を図り、自分
達の国を建設する中で、全世界に公認される偉大な成果を収め
た。特に改革開放20年来、国民経済は年平均9.8%増え、
経済総量は世界の上位7位にのぼり、対外貿易は世界第11位
にランクされている。中国では、政治が安定し、経済が発展し
、民族が団結し、社会が進歩し、全国各民族人民は改革開放と
現代化建設事業を全面的に推進しつつある。さらに50年奮闘
したら、中国は富強、民主、文明の社会主義現代化の国になる
であろう。? また江沢民主席は次のように強調した。

 中国の発展と繁栄は平和的な国際環境を必要とし、各国人民
の支持と協力をも必要としている。中国は独立自主の平和外交
政策を堅持し、平和共存五原則の基礎の上で世界各国との友好
協力関係を発展させていく。まもなく過ぎ去る20世紀におい
て、人類は巨大な富をつくり、二回の世界大戦のもたらした災
難にも遭った。世紀の変わり目において、世界は大きく変わっ
ている。各国人民は平和と安定を期待し、経済発展と社会繁栄
を求め、より美しい新しい世紀に憧れている。しかし、当面の
国際情勢の発展には依然として人を心配させる危険な傾向が存
在し、地域的衝突が絶え間なく起こり、強権政治と国際関係準
則を踏みにじった行為が時々発生し、南北の貧富の差が大きく
なり、多くの世界の安定と各国人民の利益にかかわる重要な国
際問題の解決が待たれている、ということを見逃してはならな
い。世界平和を擁護し、共同発展を促進することは各国人民の
共同かつ強烈な要求である。中英両国は国連安保理常任理事国
として、世界の平和と発展の促進において重要な責任を持って
いる。中英両国人民は各国人民とともに、公正かつ合理的な国
際政治・経済新秩序を樹立するためにしかるべき貢献をする必
要である。

 写真は、宴会で記念写真を撮った江沢民主席夫妻、エリザベ
ス2世・英国女王夫妻。

 「人民日報」1999年10月21日1面