日本軍による南京大虐殺の史料、南京にて発見


 日本軍による南京大虐殺の残酷な行為を暴いた重要な史料―
―「外国人が見た日本軍の残酷な行為」の原版が近ごろ、上海
復旦大学を定年退職した75歳の元職員・王国珍氏によって、
南京江東門記念館に寄付された。

 漢口国民出版社が1938年7月に出版した「外国人が見た
日本軍の残酷な行為」は、イギリス「マンチェスター・ガーデ
ィアン」紙の中国駐在記者が編纂したもので、南京大虐殺での
日本軍の残酷な行為について記載された本である。郭沫若氏は
1938年6月23日、同書の序文を記載し、自ら書名を記し
た。翻訳を担当した楊明氏は編集後記を記し、日本軍による残
酷な行為を撮影した写真30点余りを掲載した。

 作者は1938年3月23日に書かれた、「作者による元の
序文」の中で次のように述べている。

 同書を出版する目的は、日本軍がいかに中国国民を扱ったか
という事実を世界に向けて公開することであり、確実さを探求
し、偏見を持たずに事実を直視することである。掲載されたす
べての手紙および文書の原本および副本は自らの審査を受けて
おり、写真や物的証拠についても必要であれば再審査を行なう
所存である。

 史学専門家によると、「外国人が見た日本軍の残酷な行為」
は南京大虐殺事件発生後、イギリス人記者により出版された専
門著作であり、記述内容は客観的であり、真実に基づいている

 「人民日報海外版」 1999年10月25日4面