江沢民主席、サンパイオ・ポルトガル大統領と会談


 江沢民・中国国家主席は10月26日午後、サンパイオ・ポ
ルトガル大統領と会談を行ない、双方は澳門(マカオ)問題、
両国関係と共に関心を寄せる国際問題について深く意見を交換
した。

 サンパイオ大統領は「中国は国際問題においてますます重要
な役割を果たしている大国である。来年上半期、ポルトガルは
欧州連合(EU)委員会の議長国を担当し、ポルトガルはEU
と中国との関係をたえず強化するよう努力する考えである。欧
州と中国との関係強化は世界の平和と安定における重要な要素
となっている」と語った。

 江沢民主席は澳門問題に関する中国側の原則的立場を次のよ
うにはっきりと述べた。中国が澳門に対する主権行使回復後、
中央人民政府は「一国二制度」の方針を厳しく順守し、澳門基
本法に基づいて事を運び、澳門特別行政区政府の自治範囲内に
属する問題に干渉することはない。

 サンパイオ大統領は「双方の努力を通じて、澳門の政権移行
は必ず円満な成功を収め、ポルトガルと中国及びEUと中国と
の関係は必ず強化されることは、歴史によって立証されるはず
である。2カ月も立たないうちに、ポルトガル側は中国側と共
に移行期に残された問題の解決を推進する」「その時、私が代
表団を率いて澳門を訪れ、政権移行式典に出席する」と表明し
た。

 中葡関係について、江沢民主席は次のように語った。両国は
重大な国際問題に対し同じか似ている見方を数多く持っている
。国連などの国際機構における協力は良好である。今年は澳門
の祖国復帰の年に当たる。われわれはこれをきっかけに、両国
の各分野における協力をさらに強化したい。われわれ両国は相
互尊重、平等互恵の原則を踏まえて行動すれば、中国とポルト
ガルとの友好協力関係は必ず絶えず前向きに発展することを信
じている。

 ポルトガル側は双方の科学技術協力及びポルトガル企業の中
国における投資、及び中国の現代化プロセスに参与する姿勢と
構想を紹介した。中国側は双方の経済貿易、科学技術などの分
野における協力に対し積極的な姿勢を示した。

 中国・欧州関係について、江沢民主席は次のように指摘した
。ここ数年来、双方の共同的努力の下で、中国とEU及び加盟
国との関係はスムーズに発展している。中国政府はEU諸国と
の関係発展を重視している。中国とEUは国際問題における重
要な影響を持ち、中国はEUが世界平和を擁護し、共同的発展
を促進する面で建設的役割を果たすよう希望している。来年上
半期、ポルトガルはEU委員会の議長国を担当し、中国側はポ
ルトガルと共に努力し、中国・欧州関係の一層の発展を推進し
たい。

 「人民日報」1999年10月27日1面