江沢民主席、中仏の経済技術協力について提案


 江沢民主席は25日、フランスの商工界の人々に向け演説を
し、中仏の経済技術協力について、次のような3つの提案を行
なった。

 第一に、両国の協力を引き続き強化する。今までに達成した
成果を強固なものとし、協力関係を一層発展させるため、フラ
ンスは対中投資を増やし、技術譲渡を拡大し、中国の市場競争
力を更に高める必要がある。中国市場は広く、特に空港、地下
鉄、高速道路などインフラ建設における潜在力は非常に大きい
。フランスは自国の実力と有利な条件で、他国との競争に勝ち
抜いて欲しい。

 第二に、協力分野を更に拡大する。中仏には、経済技術協力
を拡大することができる分野が多く存在しており、特に環境保
護、都市建設、ハイテク、農産物加工分野における協力関係を
強化することが可能である。中国は、経済を発展させると同時
に、環境保護をかなり重視している。フランスの環境保護事業
は発達しており、両国は汚水やゴミ処理、大気汚染問題の解決
など様々な面で、協力関係を構築することができる。また中国
は世界最大の農業国である。フランスは農業および農産物加工
において、先進的な技術と管理経験を有しており、両国の農業
分野における協力についても見通しが明るいものである。

 第三に、中小企業間の協力を積極的に推し進める。フランス
の中小企業は、フランスにおける雇用の84%を創出しており
、中小企業の多くは先進技術を備えている。中国は、国民経済
の発展、労働力・雇用、様々なサービス提供において、中小企
業が果たす役割を非常に重視している。中国が改革を推し進め
るのに伴って、中小企業は必ず更なる発展を遂げると考えてい
る。フランスの大手企業が、中小企業を導いて中国で業務を展
開し、両国の友好関係を充分に利用すること、両国の商工会を
通じて仲介機構を設け、両国の中小企業間の連絡ルートを形成
させ、両国の中小企業の協力を推進することを望む。

 「人民日報海外版」 1999年10月27日5面