オルブライト氏、ミサイル迎撃システムに対するロシア
の反応は行過ぎだと語る


 アメリカのオルブライト国務長官は26日、ロシア国防省が
このほど、アメリカによるミサイル迎撃システム開発について
批判を行なったことについて、「不安を感じている」と語った
。また同国務長官は、ロシアの反応は行きすぎだとし、以下の
ように述べた。

 アメリカ政府は、大量破壊兵器開発国による脅威は全ての国
が直面する共通の問題であると見ている。米ロ両国はこの問題
を処理するにあたって、「共通の利益」を持っており、ロシア
軍による、米のミサイル迎撃システム開発についての論評は、
行き過ぎた反応である。

 報道によると、アメリカは現在、1972年に調印された「
弾道弾迎撃ミサイル(ABM)制限条約」改正に同意するよう
、ロシアに対し圧力をかけており、ミサイル迎撃システムの開
発の障害を取り除こうとしている。アメリカ政府のこのような
方法について、ロシアは強く反発しており、抵抗をあらわにし
ている。ロシア国防省高官は25日、この件ついて、仮にアメ
リカが大胆にも「ABM制限条約」に違犯するようなことがあ
れば、ロシアは自国保護のために、「何のためらいもなく」新型
兵器を開発するつもりであると語り、厳重に警告している。

 「人民日報」 1999年10月28日6面