中国とモロッコ、共同でコミュニケを発表


 中華人民共和国とモロッコ王国は10月30日、コミュニケ
を発表した。その概要は次の通りである。

 双方は、両国の国際事務においてすでに存在する協調・協力
関係に積極的な評価を与え、各国は引き続き平等と相互尊重を
基礎として協力を行うべきと一致する。双方は国連の重要な役
割を強調しており、新情勢下の国連の改革について協議と協力
を強化していくことを望んでいる。双方は、対話を通じて理解
を深め、理解の食違いを縮小し、人権分野ではともに人権問題
を口実として他国の内政に干渉する行動に反対する。双方は引
き続き努力し、発展途上国の権益を共同で擁護し、人権事業の
健全な発展を促進していく決意を持っている。双方は平和的な
方式を通じて紛争を解決することを主張し、軍備競争を食い止
め、大量破壊兵器とそのグローバル拡散を禁止するために払っ
た努力を賞賛する。

 双方はアラブ・中国関係の近年来の積極的な発展に対し、満
足するとともに、中華人民共和国外交部とアラブ連盟が199
9年1月に調印した了解覚書に基づいて、アラブ・中国関係を
さらに強化するため、引き続き努力することを強調する。

 双方は、国際社会には中東の各方面を応援し、障害を克服、
排除させ、中東の和平過程を推進する責任と義務があることを
強調する。両国はこれまで通り、中東の和平過程を引き続き支
持し、同地域の全面的な公正および恒久的平和を実現するため
に寄与する。

 双方は、南南協力の枠組みの中において、両国とアフリカ諸
国との関係を発展させることを望んでおり、国際社会がアフリ
カの安全と安定を実現するために十分な支持を提供し、アフリ
カを援助して発展の障害を克服させることを呼びかける。

 双方は、先進諸国はより多くの積極的な行動により発展途上
諸国の経済安定を強化し、発展能力を高め、バランスの取れた
発展の中における共通利益の実現に対し、確実に協力していく

 「人民日報」1999年10月30日1面