外交部スポークスマン、ABM制限条約の順守要求決議
案の採決について談話を発表


 朱邦造外交部スポークスマンは11月6日、国連総会が弾道
弾迎撃ミサイル制限条約の順守要求決議案を採決したことにつ
いて、次のように述べた。

 国連総会軍縮・安全委員会は昨日、ABM制限条約の順守要
求決議案を採決した。これは、関係国による弾道弾迎撃システ
ムの配備およびABM制限条約の改正に対し、国際社会による
反対の意志と決意を体現したものである。中国はこの決議の共
同提案国の一つとして、提案支持国に心から感謝の意を表する

 ここ数年、関係国は自国の絶対的な安全と戦略的優位をはか
るため、国家ミサイル防衛計画を発展させ、他国と先進的な戦
域ミサイル防衛(TWD)を共同開発している。これはABM
制限条約の主旨と目標に正面から違反するもので、国際平和と
安定に不利となるため、国際社会から強い反対を受けている。
道理にかなうことには助けが多いが、道理に背くことには助け
が少ない。弾道弾迎撃システムの開発・配備が国際社会の賛同
を受けることなどありえない。中国は、関係諸国が国際社会の
強い呼び声に真剣に応対し、この身のほど知らずな弾道弾迎撃
計画を放棄するよう促す考えである。

 「人民日報」1999年11月7日2面