「法輪功」修練者に政治的避難をさせるアメリカの決定
について、中国が不満を表明


 外交部の章啓月スポークスマンは8日の記者会見において、
アメリカ移民局裁判所が既にアメリカに滞在する中国の「法輪
功」修練者1人に政治的避難をさせたことを決定したことにつ
いて触れ、強烈な不満と断固たる反対を表明し、次のように述
べた。

 「法輪功」組織は中国の社会と人民に危害を加えた邪教組織
である。中国政府は法律に基づいて組織の取り締まりを行なっ
た。これは、市民の基本的人権と自由を保護するためであり、
社会の安定を維持し、市民に更なる大きな危害を加えることを
阻止するための有力な措置でもある。「法輪功」に対する中国
政府の処置は、全国人民の断固たる擁護と支持を得ており、国
際社会も中国政府の行為に対し、理解を示している。

 法律に基づいて「法輪功」を取り締まる過程において中国政
府は、事件を画策し、組織立て、扇動した極少数の犯罪者を法
律に基づいて処罰し、絶対多数の修練者に対しては、教育、団
結、転化を行なうなどの政策を実施している。従って「法輪功
」修練者を「迫害した」事実は存在しない。アメリカ移民局裁
判所は、これらの基本的な事実を無視したばかりでなく、「法
輪功」修練者1人を政治的避難をさせることを決定した。これ
はアメリカ政府が邪教問題において、二重の基準を適用してい
ることを典型的に表している。また一連の決定は、中国政府に
対する理由のない攻撃であり、中国の内政に対する乱暴な干渉
であり、中国側はこれに対し強烈な不満と断固たる反対を表明
する。

 中国政府は既に今回の決定ついて、アメリカ政府に厳正な交
渉を要求している。中米関係に新たな困難をもたらさないため
にも、中国政府は、「法輪功」問題の解決・処理にあたり、ア
メリカ政府が中国政府の原則的立場を理解するとともに、アメ
リカ移民局裁判所の誤りを是正し、中国の内政に干渉するよう
な行為を、これ以上重ねないよう要求する。

 「海外版」 1999年11月9日4面