中国の金融運営状況は良好


 10月、中国の金融は引き続き安定を保っている。その特徴
としては、狭義通貨M1の広義通貨M2に対する優勢、通貨の
流通の急速な増加;正常な企業預金増加、住民の預金のマイナ
ス増加;貸出の増加速度のダウン、人民元為替相場の安定など
が挙げられる。

 統計によると、10月末現在の広義通貨M2の残高は11兆
5390億元で、昨年同期比14.5%伸びたが、増加幅は昨
年末より0.8ポイント下がった。狭義通貨M1は4兆191
4億元、15.1%伸び、昨年末より3.3ポイント上昇した
。狭義通貨M1の増加は、企業と住民が通常預金を持ちたい意
向が強くなることを反映しており、経済の短期間成長と内需拡
大の政策の実施に有利である。

 10月末現在、金融機関の各種貸出の残高は9兆3866億
元で、12.5%伸び、前月より0.5ポイント下がった。全
金融機関の各種預金の残高は計10兆5899億元で、13.
8%伸びた。注意を払わなければならないのは今年以来、企業
の通常預金の増加が速くなることである。そのうち、企業預金
の残高は3兆4881億元、12.9%伸びた。1月から10
月までの通常預金は累計1811億元増え、昨年同期より63
4億元増加した。

 都市と農村住民の預金残高は、5兆9270億元、昨年同期
比13.4%伸び、昨年末より3.7ポイント下がった。1月
から10月までの預金の増加額は累計5910億元、昨年同期
より564億元減少した。

 「人民日報」 1999年11月13日1面