天然ガスが国家重点産業に


 国家石油・化学工業局の李勇武局長はこのほど、北京にて開
かれた天然ガス工業国際シンポジウムにおいて、以下のように
述べた。

 中国政府は天然ガス工業を重点産業とし、東南沿海の珠江デ
ルタ、長江デルタなどの地区に国外の液化天然ガスを導入する
ことを研究している。また中国とロシアが結んだ取り決めに基
づいて、東シベリアから天然ガスを輸入するための研究を現在
行なっている。

 2000年には、中国の天然ガスの生産量は250億立方メ
ートル、2010年には800億立方メートルに達すると見ら
れている。中国のエネルギー消費量は世界第2位であるが、一
次エネルギー消費において、良質エネルギーの占める比率は低
く、うち天然ガスは2%のみである。

 中国の将来の天然ガスの探査開発および生産の重点区域は、
四川省、重慶、陝西・甘粛・寧夏地区、南海西部、東海、タリ
ム盆地にある。一方、消費の重点地区は、華北、四川、湖北、
広東、上海などの地区に集中している。

 「人民日報海外版」 1999年11月17日2面