中国社会科学院の研究員、「法輪功」は西側のカルト教
団と同じような性格を持つと語る


 中国社会科学院世界宗教研究所の呉雲貴研究員は「法輪功」
について次のように分析している。

 カルト教団は中国においても、世界においても、偶然かつ単
独の現象ではない。李洪志により捏造された「法輪大法」や「
法輪功」を、アメリカ、ヨーロッパ、日本のオウム真理教など
の異端組織と比較すれば、いずれも互いに似通っているところ
が多く、ともに似たような性格を持つカルト教団であるという
ことに気付く。

 カルト教団にはいずれも、口が達者で、大胆で無謀なことを
実行し、神懸り的な行ないが可能であると自ら吹聴する教主が
存在する。カルト教団は「世界終末論」を広め、聞く人を驚か
せる「世界終末論」を教義の主旨とし、これにより信徒を脅し
ている。非合法組織を秘密に設立することは、すべてのカルト
教団の共通した特徴である。アメリカやヨーロッパにある一部
の邪教の内部組織系統は長い間、外界に認知されなかった。李
洪志の「法輪功」は表面的には、普通の組織であるが、実に綿
密な各レベルの組織ネットワークが形成されている。世界にお
けるすべての邪教は、ともに強い功利主義を目指しており、伝
教、布教の名目で、詐欺を行ない不法に集金することを目的と
している。李洪志は「法輪功」により、財産を築いた。これは
彼が広めた「真、善、忍」という「究極の思想」と大きなコン
トラストを形成している。

 「人民日報」 1999年11月18日3面