中国が、初の有人試験宇宙船の打ち上げに成功

  北京時間11月20日6時30分、中国初の有人試験宇宙船「神舟」号が、中国西部の酒泉衛星発射センターで新たに建設されたロケット発射場から打ち上げられた。これは有人宇宙飛行へ向けた無人宇宙船の打ち上げ試験である。宇宙船は宇宙空間での科学試験を完了した後、21日朝3時41分に内蒙古自治区中部に無事着陸した。これは中国の有人宇宙飛行プロジェクトの初の飛行試験であり、中国の宇宙船の飛行技術が新たな重要段階に入ったことを示している。

  江沢民中国共産党中央総書記、国家主席、中央軍事委員会主席はこの宇宙船を「神舟」と題名し、中国共産党中央、国務院、中央軍事委員会は連名して祝賀メッセージを寄せた。

  今回の飛行試験は、無人ロケットによるものである。飛行前の地上準備では、打ち上げセンターが国際先進技術を用いて技術現場でのロケット垂直組み立てや測定を行った。宇宙船とロケットの最終測定と打ち上げは、いずれも遠距離コントロールによるものであった。宇宙科学の専門家は、今回の打ち上げは有人宇宙船の飛行技術を取得する上で重要な意義を持つもので、中国の宇宙開発史においても重要な一里塚になるであろうと指摘した。

  「人民日報」 1999年11月21日1面