朱鎔基総理、マレーシア商工総会午餐会で演説

  24日午後、朱鎔基総理一行はマレーシア商工総会の午餐会に出席した。朱鎔基総理はそこでの演説で次のように述べた。

  アジア金融危機が示すように、経済のグローバル化が加速を続ける今日において、経済の安全を守り、金融危機を防止することはアジア各国が直面する共通の課題となっている。この新しい課題に対し、各国は協力して努力する必要があり、各国の商工金融界はそれに呼応して積極的に参与していかなければならない。危機は契機でもある。我々は勇敢に探索を続け、協力を強化し、ともに努力していけば、アジアの将来も明るい。

  アジア金融危機は中国にも厳しい試練をもたらした。中国政府は果敢に人民元の為替相場を安定させると同時に、内需拡大などの措置を取った結果、良い成果をあげることができた。中国はさらに内需拡大、インフラ投資と技術革新への投入の拡大、経済構造の調整などを行い、経済の成長のスピードを保持している。

  中国は断固としてとして改革・開放を進め、自国の国情に合う道を歩んでいく。中米間における中国WTO加盟交渉の合意は中国のWTO加盟を早めるものとなった。今後、中国の対外開放のさらなる拡大は、外国企業の対中投資ならびに中国市場開拓のチャンスを拡大するに違いない。中国経済が発展するにつれて、中国とマレーシアを含むアジア諸国との経済貿易面でのつながりはより近密になり、拡大の分野も絶えず拡大される。

  より深く、より広く、より確実で、より密接な中国・マレーシア関係を新しい世紀につなげることは、我々両国政府と人民の共通の願いである。両国政府の将来にわたる両国間協力枠組みに関する共同声明の調印は、両国の相互信頼の醸成と相互支持の基礎の上で、全方位の善隣友好関係を確立するための青写真である。中マ関係、とりわけ中マ経済貿易協力の明るい未来は、我々がともに開拓し、作り出していく必要がある。中国・マレーシア両国の商工界人士の努力を通じて、中マ双方の互恵協力が絶えず新しい段階に上りつづけていくことを期待している。

  「人民日報海外版」 1999年11月25日1面