村人が一斉におばあさんの家を訪れると、玄関には赤い紙が貼られ、庭では燃えて残った竹が、まだ音を立てていた。家の中では、赤いろうそくがまだ燃えているのが見えた。

 

    村人はいろいろ推測したあと、おじいさんは災難を消し、幸運をもたらす神様で、赤い紙、赤い布、赤いろうそくや爆竹は、「年」を追い出すための宝物に違いないと、断定した。

 

   村人は大喜びで、吉が来たのを祝い、新しい服に着替え、新しい帽子をかぶったりした。親戚や友人の家を訪れ、祝い合った。この出来事は、すぐに周りの村へと伝わった。みんな「年」を追い出す方法を知ったのである。

 

   それから、毎年大晦日になると、家々には赤い札が一組貼られ、人々は爆竹を鳴らし、それぞれの家にはろうそくが灯され、徹夜で新年と迎えるようになった。
   正月の朝早く、親戚や友人の家を訪問し、お祝いを述べる。この風習は、広く伝わり、中国の人々にとって、最も重要な伝統的祝日となった。

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