■ 総 合    2000.03.14

 
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中国のWTO加盟問題等に関する石広生部長の記者会見

  第9期全国人民代表大会(全人代)第3回会議は13日記者会見を開き、対外貿易経済協力部の石広生部長が世界貿易機関(WTO)加盟などの状況について国内外の記者の質問に答えた。

  記者の「中国のWTO加盟は香港、澳門(マカオ)経済にどのような影響をもたらすか?」との質問に対し、石部長は「WTO加盟後は、中国大陸と香港、澳門との経済貿易交流は一層促進されるだろう。香港、澳門と祖国大陸は「一国二制度」の原則に基づいて貿易交流を行い、中国の異なる単独関税区間の貿易関係として、互いにWTOの規則に基づいて様々な形での貿易協力を展開していく。WTO加盟後は、必ず多角的、平等的、互恵的な国際貿易環境を獲得することができ、中国の対外経済貿易の発展を大いに促進することができる。そして祖国大陸と香港、澳門の経済貿易関係を促進することができるであろう」と答えた。

  米国会の中国に対する恒久的な最恵国待遇(MFN)を与える法案通過の可否について、同部長は「中国は米国会が中国に対する恒久的MFN付与の問題を解決しないのを望まない。互いに恒久的MFNを付与することは、WTOの無差別原則によるものだ。中国に恒久的MFNを与えることは、中米の農業協議の基礎と前提を含む2国間協議を執行することであり、同時に米国側の承諾するところである。もし米国がこの機会を逃せば、巨大な中国市場を失い、他の競争相手の手に渡すことになる。そうなれば最も打撃を受けるのは米国であり、特に米国企業である」と述べた。

  記者の「中国はWTO加盟のタイムスケジュールを制定したかどうか?」との質問に対しては、「現在中国ではWTO加盟に向けた折衝を急いでいる。WTO加盟135カ国中37カ国が中国との2国間交渉を求めており、既に27カ国と合意に達した。現在、欧州連合(EU)加盟国を含む合意に達していない10カ国のうち、多くは既に交渉を終え、または間もなく交渉を終える予定にあり、署名を待っている状態にある」と答えた。

  中国とEUとの間の交渉状況に関しては、「中国はEUとの交渉を非常に重視している。中国が全ての加盟国に対し譲歩できない内容以外は、EUとの間に残された問題は多くはない。今月27日に、EU・通商政策担当のラミー委員が北京を訪れ、新たな交渉を行う」と述べた。

  記者の「WTO加盟のメリットとデメリットをどのように見ているか?」との質問に対しては、「WTO加盟は中国にとって、メリットとデメリットがあるが、メリットの方が格段に大きい。第一に、WTOの被差別原則の下で、多角的な平等互恵貿易環境を獲得できる。第二に、国際経済の新秩序確立で建設的作用を発揮でき、新たな交渉に積極的に参与することで国家利益を保護することができる。第三に、改革開放を促進でき、社会主義市場経済体制の建設と確立を加速することができる。第四に、WTOの紛争解決メカニズムを通して、加盟国間の経済貿易紛争を平等に解決、処理することができる。しかし同時にWTO加盟は、新たな挑戦と圧力をもたらすだろう。特に技術レベルが低く、小規模で、経営管理レベルの低い企業は、比較的大きな打撃を受けるだろうが、これに対して中国は既に準備を整えている」と答えた。

  記者の「中国の海外経済貿易制度のなかでWTOの要求と合致しない部分についてどのように処理していくのか?」との質問に対しては、「WTO加盟後、WTOのルールに従って貿易をし、同時に合意内容を確実に履行していく必要がある。そのため、WTOのルールにそぐわない法律規定や政策は修正していく。現在、法的手続に修正と補充を加えている。修正する際に、開放を更に一歩拡大させ、WTOのルールに基づく執行が必要であると同時に、これらのルールを十分に活用して国家の経済安全を守っていく必要がある」と述べた。

 


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