台湾各界が朱総理発言に注目
朱鎔基総理は15日の記者会見で、中央政府の台湾問題解決の原則的立場を再度明らかにし、台湾各界の大きな注目を集めた。ある関係筋は、「どのように両岸の話し合いの門を再開し、台湾海峡の平和を維持するかは、台湾選挙の候補者にとって重大な試練となっている。両岸関係は台湾の前途と命運に関わり、台湾民衆は知恵を絞って人々を安心させるような指導者を選ばなければならない」と指摘する。
16日付の台湾紙「中国時報」は、次のような論評を掲載した。
選挙の候補者は、「一つの中国の原則の下で対等に話し合って初めて、戦争を回避し、安定を確保することができる」という考えを持つべきだ。台湾は両岸関係で、平和維持のために、どのように戦争を回避し話し合いの門を再開するかは、候補者にとって重大な試練となっている。
近年、両岸関係は悪化している。両岸関係の位置付けはその主因である。「国家統一綱領」で「大陸と台湾は中国の領土であり、国家統一を推し進めることは、中国人民の共通の責任である」と明示しており、台湾が国家統一の目標を追求することを明確に示している。大陸も一つの中国の原則と、領土主権の保持について、再度譲歩できないと何度も明示している。海峡両岸とも、一つの中国を承認すると同時に、この枠組みの下で対等の協議をし、平等の尊厳と段階的平和統一の目標を追求することは、明確に示されているのだ。しかし、台湾側はこの一つの中国の立場を再び曖昧なものとし、「二国論」を掲げていたため、両岸の基本的地位を揺るがせ、さらに戦争の危機をまねいているのだ。
現在、総選挙まで2日をきり、両岸の難局は未だ解決を見ず、一層緊張を増している。当面の戦争の危機を回避するため、ここに、「中国の前途の為、台湾の安全の為、そして人々の幸福の為に、唯一『一つの中国』の原則の下で、『国家統一綱領』に照らし両岸の対等な対話を推し進めることで、選挙前後の不安定な両岸情勢を鎮め、台湾の尊厳と幸福、平和が確保される」と、各候補者に謹んで言付けたい。
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