江沢民主席、中米関係と台湾問題について会談
江沢民国家主席は30日午後、アメリカのバーガー大統領補佐官(国家安全保障担当)と会談した際、以下のように指摘した。
事実が証明しているように、中米が健全な安定的関係を保ち、発展させることは、中米両国国民の根本的利益に合致しており、アジア太平洋地区だけでなく全世界の平和、安定、発展にとってプラスとなる。
中米関係は現在、重要な時期に差し掛かっており、また厳しい試練に直面している。中米両国国民および世界各国の人々の根本的利益のために、我々は中米関係の安定を保ち、両国関係を世紀を超えて発展させるという目標を実現するために共に努力するべきである。従って、中米両国政府およびその指導者は、高い位置に立ち、長期的な視野をもって、中米間に存在する重要な共同の利益を見据え、中米関係発展の方向をしっかりと把握しなければならない。また中米の3つの共同コミュニケの基礎を踏まえて、双方の相違、特に台湾問題を適切に処理し、中米関係の基礎を切実に守らなければならない。このようにしてこそ、中米関係は新たな世紀において、健全に、安定的かつ持続的に、前へ向かって発展することができるのである。
台湾問題について、誰が台湾を管理しようとも、我々はその指導者が話し合いのために大陸を訪れることを歓迎しており、また、我々が台湾へ赴いても良い。しかし対話には、まず一つの中国の原則を認めるという、基礎が必要である。この前提を踏まえてさえいれば、どんなことについても話し合いに応じるつもりである。中国の主権および領土保全に関する根本的問題について、我々は譲歩せず、また妥協もしない。主権の問題は談判によるものではない。中国政府および全国の各民族の人々は、台湾が中国から分裂することを決して許さない。我々は、祖国の完全な統一について、決心しており、確信しており、また能力も備えている。
台湾問題は純粋に中国の内政に属する問題である。台湾問題は今日に至るまで解決しておらないのは、アメリカも責任をとるべきだ。中米の3つの共同コミュニケは、台湾問題を適切に処理するために確定された確実な原則である。アメリカ政府は「一つの中国」という政策を確実に執行し、中米の3つの共同コミュニケおよびアメリカ政府による関連合意を厳守するべきである。
江主席はまた、両岸関係および中米関係はカギとなる重要な時期にあり、アメリカ政府および将来を見通す目を持つアメリカの政治家が、充分慎重な態度を採り、賢い選択をすることを望むと述べた。
「人民日報海外版」 2000年3月31日1面
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