銭其しん副総理、台湾問題の現状について報告
中国共産党宣伝部、中国共産党中央台湾工作弁公室などの各部門は6日北京で、状況報告会を開催した。銭其しん・中国共産党中央政治局委員・国務院副総理が、台湾問題についての報告を行ない、以下のように述べた。
台湾地区で新たな指導者が登場した後、中央台湾工作弁公室や国務院台湾工作弁公室は声明を発表し、我々の基本的立場について述べてきた。台湾の新しい指導者の発言に耳を傾け、その行動を見極めることが重要であり、新しい指導者が両岸関係をどのような方向へ持っていこうとしているのか、十分に見守りたい。台湾の新たな指導者は姿を見せるだけでなく、行動することにより、人々の信任を得ることができる。江沢民主席は先ごろ、台湾問題について談話を発表し、誰が台湾を管理しようとも、指導者が話し合いのために大陸を訪れることを歓迎するし、また我々が台湾に赴いても良いと述べた。対話のためには、まず中国はひとつであるという原則を基礎としなければならない。このことを前提にすれば、どのような問題についても話し合うことができる。我々は、個別の問題に対する反応ではなく、この問題についての総体的な反応を見ることを望んでいる。この総体的な反応というのが非常に重要で、その他の問題はいずれも付随する問題である。一つの中国という原則に同意すれば、あらゆる具体的な問題について話し合い、考慮することができる。
台湾地区の指導者に交代によって、中国の一部分であるという台湾の地位が変わることはない。世界の大多数の国は現在、一つの中国という政策を堅持しているし、一つの中国という枠組みの中で台湾との関係を処理することを承認している。「台湾独立」は国際社会では存在しない。また同時に、大多数の台湾同胞は「台湾独立」や両岸関係が動揺するような未来を受け入れることはない。両岸関係の安定的な発展を望むという基本的な構造は変わっていない。一つの中国という原則を堅持することは少しも揺るぐことはない。中国政府は「台湾独立」に断固として反対しており、「台湾独立」を企てる者については誰に対しても武力使用の放棄を承諾しない。
我々は、一つの中国という原則を堅持し、国家主権および領土の保全を防衛するといった、基本的な是非に関する問題については、絶対に妥協や譲歩をすることはない。我々には、最終的に台湾問題を解決し、祖国の完全統一を実現する決心も自信も能力もある。
「人民日報海外版」 2000年4月7日1面
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