外交部スポークスマン、駐ユーゴ中国大使館爆撃に関する米調査結果についてコメント
アメリカ政府が中国に、駐ユーゴ中国大使館爆撃に関する調査結果を伝えたことについて外交部の朱邦造スポークスマンは10日午後、談話を発表した。
アメリカ政府は8日、中国政府に向け、アメリカ軍による昨年5月8日の駐ユーゴスラビア連邦共和国の中国大使館爆撃事件に関するアメリカ政府の調査結果について、通知を行なった。アメリカ政府は、不適切な標的設定方法の使用を認めただけで、全ての審査では、誤りを発見できなかったとしている。駐ユーゴ中国大使館の標識ははっきりとしており、アメリカの地図にもまたその正確な位置が明確に記載されている。駐ユーゴ中国大使館の正確な位置を把握してはいなかったとするアメリカ政府の説明は、根拠のないものである。ユーゴ軍事物資調達局は秘密機構ではないし、調達局のビルは、中国大使館から500メートルも離れており、また両者の外観は明らかに異なっているなど、アメリカが両者を取り違えることはあり得ない。アメリカ政府は、数人のミスにより、アメリカ政府が全ての審査の手続きにおけるあらゆる部分で、同じ問題で「ミス」が繰り返されたと解釈しているが、信じられないことである。
中国政府は再度、以下のように強調する。
アメリカによる駐ユーゴ中国大使館爆撃により、中国は重大な人的被害を被り、大使館ビルはひどく破壊された。このような行為は関連国際公約および国際関係の基本準則に著しく反するものであり、中国の主権を厳重に侵し、中国人民の感情をひどく傷つけ、中米関係は大きな打撃を受けた。このような行為は、国際法に対する極めて厳重な違反行為である。中国政府はアメリカ政府に対し、アメリカによる駐ユーゴ中国大使館爆撃事件について、全面的かつ徹底的な調査を確実に行ない、責任者を厳しく処分し、中国政府と人民が満足する結果を導くよう強く要求する。
「人民日報海外版」 2000年4月11日1面
|