バラック総理、江沢民主席を晩餐会で歓迎
バラック・イスラエル総理は13日晩餐会を主宰し、江沢民国家主席のイスラエル訪問を歓迎した。
バラック総理と江沢民主席は、晩餐会上で前後して挨拶を行った。バラック総理は、江沢民主席のイスラエル訪問は"歴史的な"事実であるとし、以下のように述べた。
中華民族とユダヤ民族は世界中最も長い歴史を持つ二大民族であり、どちらも数千年の独自の文化や伝統を有している。これらの文化や伝統は、今では人類の文明の発展においても特筆すべき事である。イスラエル政府も私自身も、対中関係を高度に重視しており、各領域における両国関係の継続的発展と深化を自己の責任とみなしている。イ中両国の協力関係には広大な前途が広がっており、私自身とイスラエル政府は両国人民の根本的利益を最高の基準とし、このために全力で奮闘していきたい。
イスラエルの願いは、中東各国の列に参加し、かつその一員となって、平和的共存をはかり隣人関係を保つことである。イスラエルは従来からの強い願望である平和の獲得を目前にし、"我々の隣人であるパレスチナ人、シリア人、レバノン人との間に、イスラエルの安全とその重大な利益を確保する和平協議の達成のために、"どのような困難も受け入れる決意がある。
イスラエルは国家間のみならず、まず各国人民の間での平和を獲得し、これによって中東を対抗と相互敵視の戦場地から、安定した繁栄のある地区への転化を果たし、全地区の子供たちに幸せをもたらしていきたいと望んでいる。
江沢民主席はその挨拶の中で以下のように述べた。
イスラエルとの友好関係の絶え間ない強化と発展は、中国政府の既定の政策でもある。我々は互いに尊重し、相互互恵をはかる原則を基礎として、両国の各領域における友好互恵協力をさらに展開していきたいと望んでいる。
各国の有識者はみな、新世紀における異なる民族、異なる文化間の相互交流や、世界平和と発展という崇高な事業をいかにして引き続き促進していくかに思いをめぐらせている。現在、文明の衝突という論調があるが、我々は歴史上の異なる文明はすべて人民により創造された、全人類の共同財産であり、相互の交流や学習は完全に可能なことであると考えている。また、大同を求め、小異を残すこと、平和共存も可能で、相互に排除したり衝突をもたらす始末に決してなれない。
早急に中東問題を解決することは国際社会の共同の願いでもあり、その行く道には多くの各方面における戦略的選択を要される。中東地区の公正な恒久的平和実現という任務は重く、道程もまだまだ遠い。平和へのステップに存在する多くの困難や障害を克服し、絶え間ない進展を推し進めるには、地区の政治指導者の智恵と度胸、見識や各方面での弛まぬ努力が必要とされる。我々は、国連の関連決議や"土地と平和を換える"原則に基づいて、中東の平和と同地区各国人民の幸福の実現を最大の目標とし、実務的交渉を真剣に推し進めていけば、中東和平は最後には必ず成功し、中東地区も最終的には平和で繁栄のある、活力に溢れた地区になると信じている。
「人民日報」2000年4月15日第3面
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