中国人民銀行、貨幣政策の重点を決定
中国人民銀行貨幣政策委員会2000年第2四半期例会が先ごろ北京で開催された。会議では、第2四半期および今後一定期間内の貨幣政策の重点が提起され、金融リスクの回避と経済成長サポートの関係を適確に処理し、安定的かつ健全な経営の堅持という原則のもと、経済成長を多方面からサポートしていくことが示された。
会議は今後必要な措置として、貨幣政策の役割発揮、各種貨幣政策ツールの総合的運用、貨幣供給量の微増などを上げ、また貨幣政策のスムースな浸透に力を入れ、商業銀行の貸付制度を整備するなどを重点にした。貸付政策については、(1)国債によるインフラ整備プロジェクトに伴う融資や技術改革融資の提供業務を引き続き行い、企業の合理的な流動資金貸付ニーズに速やかに対応する(2)農村信用社(農業共同組合)に対する再融資を一層増加し、農村金融サービスを改善し、融資による農村支援を強化する(3)中小企業とハイテク産業に対する金融サービスを整備し、西部大開発を積極的に援助する、とした。
会議ではさらに、中国の中長期的貨幣政策および重大問題について検討が行われ、世界主要国と比べ中国は、広義の貨幣と国内総生産(GDP)の比率が高くなっており、信用リスクが銀行に集中しすぎており、企業の負債率が高すぎる。従って、貨幣の供給量を適度に増加し、銀行融資を増やし、貸付構造調整を円滑に進めると同時に、直接融資と間接融資の関係を適確に処理し、資本市場を大きく発展させて、直接融資の比重を安定的に増加させることが必要であるとした。
会議は、金利の市場化改革を積極的に進め、資源配置改善における金利の重要な役割を存分に発揮させることを強調。同目標は、人民銀行の金利を基礎とし、貨幣市場金利を仲介として、市場の需給により金融機関の預金貸付金利を決定する市場金利システムの構築であり、金利の市場化改革は時機をつかみ、確実に操作し、順を追って漸進することが必要であるとした。
「人民日報海外版」2000年4月25日1面
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