台湾各紙が唐樹備氏の発言を掲載
台湾各紙は10日、9日に厦門(アモイ)で開かれた「両岸関係シンポジウム」の席上での唐樹備海峡両岸関係協会常務副会長の発言をトップ記事扱いで掲載した。
『中国時報』は1面で、唐副会長が「一つの中国という原則は両岸の平和的統一の基礎であり、両岸の安定発展の前提でもある。分裂と『台湾独立』は台湾同胞の根本利益を損なうだけのものである。一つの中国という原則には譲歩の余地はなく、香港や澳門(マカオ)の同胞や海外華僑を含む12億の中国人は譲歩を受け入れることは出来ない。台湾の指導者が1日でも早くこの原則を承認すれば、両岸関係も良くなる」と発言したことを紹介した。
また同紙は11日の社説でも「台湾の新しい指導者が5月20日に予定している就任演説でどういった発言をするかは、両岸関係に対する方針決定に影響をおよぼすだけでなく、今後の両岸関係に大きな影響をおよぼすことは必至で、『一つの中国』原則にどのような態度を示すか静かに待ちたい。当面の両岸情勢は非常に厳しいものであることから、この演説は非常に重要な意義をもつ」と述べている。
『聯合報』は、唐副会長が「『一つの中国』原則が両岸関係発展におよぼす影響は極めて大きく、台湾の新指導者がこの原則を承認しないなら、新しい難題が生まれる」と指摘したと報じ、また上海台湾研究所の章念馳副所長の「台湾の新指導者がもし就任演説で『一つの中国』原則にふれないなら、その後の影響が非常に心配」という発言もあわせて掲載した。
「人民日報網絡版」2000年5月11日
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