ヘッドラインニュース    2000.05.15

 
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朱鎔基総理、砂漠化対策の重要性を強調


  朱鎔基・中国共産党中央政治局常務委員・国務院総理はこのほど、河北、内蒙古(内モンゴル)で、砂漠化の防止・整理作業について視察を行なった際、「砂漠化の防止・整理および生態環境建設強化する事業は、重大かつ緊急な任務として位置付けなければならない。全社会の積極的な活動を十分にいかし、緑の塀を設け、砂漠化傾向を抑制し、持続的発展という目標を実現することが重要である」と述べた。

  今春以来、中国の西北地方や華北地方では、連続12回もの砂嵐が発生している。これらの厳しい悪天候の発生時間は早まっており、頻度も高く、範囲も広く、また強度も大きくなり、その勢いは過去50年間でも珍しいほどで、全社会の注目を集めた。今月12日から14日にかけて、朱鎔基総理は江沢民総書記からの指示を受け、関係部門の主要な責任者を率いて、砂漠化の防止・整理、生態環境改善問題などについて、現地考察を行なった。

  朱鎔基首相は視察に当り、以下のように述べた。

  中国では今年、砂嵐が頻繁に発生しており、その直接的な原因は気象異常である。しかし北部の一部地域では森林や草原の乱伐や、草原での過剰放牧も重要な原因となっている。植物は著しく破壊され、生態環境は日増しに悪化、砂漠化が絶えず拡大する事態となっている。

  砂漠化の防止・整理に当って、生態的効果と経済的利益をリンクさせることが重要であるが、重要なのは生態的効果である。まず生態的効果があり、そして経済的利益がある。砂漠化地域においては、産業構造の調整をしっかりと実行し、生態環境の保護と改善を最重要課題としなければならない。

  北京・天津周辺地域の砂漠化の防止・整理事業を確実に行なうことも重要である。河北省、内蒙古(内モンゴル)自治区は、この事業において非常に重要な任務を負っている。国家は、河北省、内蒙古(内モンゴル)自治区での砂漠化の防止・整理に力を入れ、生態保護および整理プロジェクトの実施を加速させる。全社会が共に努力することにより、北京・天津周辺で生態を守るための緑の塀を設け、外から砂が進入することを食い止め、北京・天津地区の生態環境を改善する。

  全国砂漠化防止・整理計画の制定を急ぎ、速やかな生態環境建設を国民経済および社会発展第10次五ヵ年計画の重要な内容として位置付けなくてはならない。全国統一計画の指導の下、関係方面は各地の砂漠化防止・整理についての専門計画の制定についてしっかりと研究し、それぞれの第10次五ヵ年(2001年から2005年)計画に盛りこむよう求めた。

  「人民日報海外版」 2000年5月15日1面

 


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