世界保健総会、台湾関係問題を議事日程に盛り込まず
第53回世界保健総会は15日、ソロモン諸島など一部の国が提出していた台湾を同会議にオブザーバーとして参加させるよう求める提案を、同総会議事日程に盛り込まないことを決めた。世界保健総会が同決定を下すのはこれで連続4年となる。
中国代表団の代表を務める衛生部の張文康部長は、総務委員会と全体会議で相次いで演説し、中国の台湾問題における一貫した立場を強調し、次のように述べた。世界保健機関(WHO)は国連の専門機関で、世界保健総会は同機関の最高権力機関だ。国連総会とWHOの関係決議では、既に中国の国連とWHOにおける代表権の問題は解決している。台湾は中国の一つの省であり、いかなる方法、いかなる名義をもってしてもWHOの活動に参加する資格を有するものではない。当然、世界保健総会への参加資格もない。一部の国が台湾当局の教唆に乗り台湾を同総会に参加させるよう提案したが、これはまったく法律的根拠を欠き、最低限の法律的常識、厳粛性を欠いた行為だ。
台湾問題は中国の内政問題に属し、中国人民が解決する問題であり、いかなる国もこれに干渉するする権利を持たない。いかなる理由や方法で台湾のWHO参加問題を提出しようと、それは政治目的からくるものであり、国際社会に「2つの中国」、「一つの中国、一つの台湾」をもたらすものだ。これは中国の領土と主権に対する侵害であり、中国に対する内政干渉だ。中国政府と人民はこれに対し同意することはできない。
中国政府はこれまで一貫して台湾同胞の合法的権益保護を重視してきており、台湾同胞の健康に注意を払ってきた。中国政府は衛生分野などの問題について、両岸の適当なルートを通じて問題を解決し、両岸の衛生方面における交流を調整していくよう望んでいる。台湾当局が国際社会で「2つの中国」「一つの中国、一つの台湾」の誤った認識を放棄し、祖国統一を擁護しさえすれば、衛生問題を含む関係問題は両岸の協議を通じ解決することができる。
「人民日報」2000年5月16日6面
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