■ 総 合    2000.05.22

 
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香港の人々、台湾当局の新指導者が一つの中国の立場に戻ることを希望

  台湾地区の新指導者は就任演説中、一つの中国の原則を故意に回避し、両岸関係改善についての誠意を示さなかったため、香港各界の人々は不満を露にした。人々は、台湾の新指導者が民族的大義を理解し、人々の心に応え、一つの中国の立場に速やかに戻るよう望んでいる。また祖国大陸と、1日も早く政治的な話し合いを行ない、祖国の平和統一を共に推進するよう希望している。

  全国政治協商会議の李国強委員は、「台湾の新指導者は、『5つのノー』を宣言し、両岸関係はしばらくの間は緩和されるが、本当に宣言どおりの行動ができるかどうか、長い間観察しなければならない。『一つの中国』の立場に戻り、両岸の政治的会話を展開することによって初めて、長期的緊張関係を本当に解決することができる」と述べた。

  全国政治協商会議の曽ト成委員は、「台湾の新指導者は就任演説で、分裂や一つの中国に挑戦するようなことは述べなかったが、世界の共通認識である一つの中国の原則を認めてはおらず、人々が満足できるような内容ではなかった。また『5つのノー』の承諾をすると述べたが、あるべきではない前提を付け加えた。新指導者が両岸関係改善のための誠意を持ち合わせているかどうかは、実際の行動をもって証明されるべきで、全ての中国人民が注目している」と語った。

  香港のメディアは21日それぞれ、前の日に行なわれた台湾当局の新指導者の演説について、社説を発表した。

  「大広報」の社説では、以下のように述べられた。

  台湾当局の新指導者は「台湾独立」を宣言しないことなどを明らかにしたが、一つの中国の原則という重要な問題については、回避し、曖昧な態度を採った。彼が述べた「善意の和解」は、明らかに誠意に欠けたものである。台湾当局の新指導者は、「台湾独立」は行なわないと明らかにした以上、条件を付け加えたり、台湾は中国の一部であるという現実を否認したりしてはならない。一つの中国の原則を受け入れるかどうかは、台湾当局の指導者が、国家主権と領土保全を保護するか、あるいは頑固に「台湾独立」や分裂政策を推し進めるのかということを見極める試金石となる。

  香港「文匯報」の社説の内容は、次の通り。

  台湾当局の新指導者が演説を通じて、ひとつの中国について触れたのはたったの1回だけであり、一つの中国は将来解決するべき問題であると述べた。台湾当局は一つの中国の原則を承認していないことが明らかになった。両岸の交流や往来はいずれも、一つの中国の原則を踏まえて行なわれるものであり、一つの中国の原則と分けることはできず、その原則がなければ何についても話し合うことはできない。

  「星島日報」は社説で、「台湾当局の新指導者は演説で『独立を宣言しない』と述べたが、同時に統一に向けた動きを見せなかった」と記した。また「成報」の社説は、「台湾の新指導者は、肝心な点を明らかに避けており、一つの中国の問題を回避した。台湾株式市場の暴落は、台湾の人々の新指導者に対する憂慮の現れである」と指摘している。

  「人民日報」 2000年5月22日4面

 


台湾マスメディアが「新指導者による両岸統一遅延」に反論
澳門日報、「台湾の新指導者は両岸同胞の願望に合わせるべき」
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