ヘッドラインニュース    2000.06.06

 
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「中国の環境汚染は依然として厳しい状況に」、中国環境レポート

  国家環境保護総局の解振華局長は5日、国務院報道弁公室による記者会見の席上、国内外のメディアに向け、「1999年中国環境レポート」を発表した。解振華局長は、「ここ数年の努力の結果、全国での環境汚染悪化の傾向は全体的にコントロールされ始めており、一部の地域や都市部の環境には改善が見られる。しかし中国の環境汚染は依然として厳しい状況にあると言わねばならない」と述べた。

  レポートによれば以下のことが明らかになった。

  全国では昨年、環境保護対策のために投入される資金が増加し、その総額は823億2千万元、昨年の国内総生産の1.0%を占めた。汚染防止および生態環境保護を同様に堅持するという方針の下、環境の全体的な整備は強化された。汚染物質の排出量も効果的にコントロールされ、工業における汚染物質の排出量も基準値をクリア、重点都市の環境においても、機能的基準に基づいた活動が進められ、明らかな進歩が認められた。池や湖の水質汚濁防止・整備作業も各段階の任務を達成し、北京市の大気汚染防止・整備でも効果が現れている。しかし環境整備において、各種の汚染物質の排出量は依然として多く、汚染の度合いもかなり高いレベルに留まっている。一部地区の環境は悪化傾向にあり、多くの都市では水質、大気、騒音、土壌の環境汚染は未だ厳しい状況にある。農村の環境も悪化傾向にあり、生態系の悪化の勢いも未だ効果的に抑制されておらず、一部地域での生態系の破壊レベルもひどい。

  具体的には、水質環境では、水源の汚染と水源の少なさが問題となっている。主要な河川の有機汚染は普遍的なもので、水源の汚染は日増しに顕著になっている。中国の沿岸海域の海水汚染もひどく、海洋汚染の悪化傾向は、効果的にコントロールされていない。沿岸海域では東海での汚染が最も厳しく、続いて渤海の汚染がひどい。南海、黄海の水質は相対的には良好である。1999年、中国の大気環境汚染は、煤煙を始めとして、顆粒物質および二酸化硫黄が汚染物質となっている。少数の大都市では、煤煙および自動車の排ガスによる汚染が主な類型である。酸性雨の汚染が見られる範囲には変化が見られず、国土面積の30%を占めており、汚染レベルは高止まり傾向にある。

  「人民日報海外版」 2000年6月6日 1面

 


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