プーチン大統領、ロ欧共同ミサイル防衛システム配備を提案
イタリアの首都ローマを訪問中のロシアのプーチン大統領は5日、アマート首相との会談で、欧州連合(EU)、北大西洋条約機構(NATO)を含む欧州諸国と共同で、米国が単独で配備を進める米本土ミサイル防衛システム(NMD)に対抗するミサイル防衛システムの配備を提案した。
プーチン大統領は会談後の記者会見で「ロシアと欧州が共同で配備するミサイル防衛システムで、大西洋の軍事バランス崩壊を避けることができる」と強調し、イタリアや欧州諸国がこの提案を真剣に討議するよう期待した。
クリントン米大統領は数日前ロシアを訪問していた。プーチン大統領はクリントン大統領との会談で、1972年に旧ソ連と米国が調印した「弾道弾迎撃ミサイル(ABM)制限条約」の修正および米国が単独で進めるNMD配備に反対を表明している。
「人民日報」2000年6月7日6面
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