中国の経済景気、引き続き上昇
今年1−5月期の中国の金融情勢は安定化を示した。銀行融資の増加は加速し、人民元の為替レートは切上げムードを保ち、住民貯蓄は消費に回り、企業預金は明らかに増加したなど、企業経営が好転し、景気は回復調にあってますます活発化している状況が現れている。
統計によると、5月末の広義マネーサプライ(M2)残高は12兆4,053億元で昨年同期比12.7%増、前月より1ポイント下がった。M2の伸びが減ったのは、主に住民預貯金の低下が影響しており、統計では5月末の都市住民預貯金残高は6兆2,195億元で同5.5%増、前月を1.6ポイント下回った。5月の預貯金は全体で正味341億元減り、昨年同月よりも940億元減った。
狭義マネーサプライ(M1)残高は4兆6,490億元で昨年同期比22.3%増、前月より0.6ポイント増加した。M1が急速に増えた背景には、主に企業預金が大きく増えたことがある。5月末の企業預金残高は3兆9,056億元で同20%増、前月より0.5ポイント増えた。1−5月期の企業預金は累計で1,961億元増え、昨年同期より1,877億元多く増えている。
流通している現金(M0)残高は1兆3,075億元で、同20.1%増。5月の当月回収正味現金は600億元であった。
金融機関全体の各種人民元貸付残高は96,175億元(5月末時点)で、同13.9%増。1−5月に新しく増えた融資は累計で4,447億元、昨年同期より1,814億元増えた。このうち短期流動資金貸付は同1,465億元増、固定資産貸付は同502億元増となった。
「人民日報」2000年6月13日2面
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