南北朝鮮首脳、共同宣言に署名
朝鮮民主主義人民共和国・国防委員会の金正日委員長と韓国の金大中大統領は15日早朝、平壌で共同宣言を発表した。共同宣言では、今回行なわれた南北朝鮮首脳会談の重要な意義が強調され、朝鮮半島の統一の実現と、各分野での協力や交流のために共に努力することが記されている。
金正日委員長と金大中大統領が署名した共同宣言には、朝鮮半島が分断されて以来、初めて開かれた首脳会談について、双方の首脳は「相互理解を促進し、南北関係を発展させ、平和統一を実現するために、極めて大きな意義がある」と考えていることが盛り込まれている。
共同宣言は5つの項目で構成されており、その内容は以下の通り。
(1)国家統一問題の主人は朝鮮民族である。双方が団結することによって、統一問題を自主的に解決する。
(2)韓国政府が提案した統一実現のための連邦制案と、朝鮮民主主義人民共和国が提案した連邦制案には共通点がある。今後はこの方向で統一を目指す。
(3)人道主義問題を速やかに解決する。今年8月15日に離散家族・親族訪問団を交換する。
(4)経済協力を通じて、民族経済の均衡の取れた発展を目指し、社会、文化、体育、衛生、環境などの各分野で協力や交流を強化し、互いの信頼関係を確かなものとする。
(5)当局者対話を速やかに実現し、上記の合意事項を1日も早く実施に移す。
共同宣言ではまた、金大中大統領の招請により、金正日委員長が今後適切な時期にソウルを訪問すると決定したことが付記されている。
「人民日報」 2000年6月15日 1面
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