ある「法輪功」修行者の遺言
退職した国家幹部であり、河南省鞏義市北山口鎮東風学校で元用務員として働いていた李聚才氏はかつて、「法輪功」修行者だった。がんを患ったが、李洪志による邪説を信じ、治療を中断したため、病状は悪化の一途をたどった。臨終に際し、李聚才氏は子孫に「法輪功」の修行をしないよう、3つの遺言を遺した。
李聚才氏は国家幹部であったが、退職して帰郷したあとも故郷の発展に貢献し、特に故郷での教育事業に関心を寄せていた。1997年10月、体の不調を感じ、検査を受けた結果、胃がんであることが判明。発見が早かったため、河南医科大学付属病院での治療を受けた結果、がん細胞は消滅し、病状も大幅に改善した。しかしこの時知人から、「法輪功」を修行すれば投薬や治療を受けなくても病気回復が見込めると聞かされた。生への執着が強くなっていた李聚才氏は、病気治療にかかる費用を節約するため、勇んで家を離れ、人々に混じって修行に参加した。
「法輪功」が唱える道理に適わない邪説に騙され、李氏は投薬や治療を中止した。1年も経たないうちに病気は再発し、状況はますます悪くなっていった。この時になって李氏はようやく「法輪功」によって病気が治るという説に疑問を持ち始めた。追い討ちをかけるように、メディアが相次いで「法輪功」の修行者の一部が李洪志の陰謀と指導の下、中南海周辺で違法な集会を開いたこと、政府がカルト教団「法輪功」を取り締まることを報道した。深く反省した結果、李聚才氏はついに騙されていたことに気づいた。李洪志はもともと救世主などではなく、その言葉には人を騙すという下心があったのだ。
李聚才氏は深く悔やみ、党や国家による教育に背き、病気を徹底的に治すための大きな機会を逃したことを悟った。李洪志の道理に合わない邪説を聞くことを止め、速やかに「法輪功」関連の書籍、テープ、修行のためのその他の資料を提出、「法輪功」ときっぱりと決別した。しかし治療を中断したため、がん細胞は既に全身に転移していた。
1999年11月24日、李聚才氏は65年間の人生に別れを告げる際、年老いた妻に家族を全員枕もとに集めさせ、以下のような3つの遺言を遺した。
1. 私、李聚才は、共産党員として生き、共産党員としてこの世を去る。警戒心を失い、誤った道を歩み、「法輪功」の修行を行ない、党に対して悪影響を与えたことについて、党に対して深くお詫びする。
2. 「法輪功」は人に害を及ぼしている。私が生きた教訓であり、しっかりと心に刻んでほしい。我が家の子孫が「法輪功」を修行することは許さない。更に親戚や友人にも、カルト教団「法輪功」に参加しないよう、また参加している者には速やかに離脱するよう伝えてほしい。そうでなければ私が経験したように大きな災難が降りかかり、後悔しても手遅れになるからだ。
3. 我が家の子孫に対し、科学を信じ、党や政府を信頼し、公事を重んじ法を守る良い公民となるよう戒める。
「人民日報」 2000年6月21日 3面
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