中国の消費者信頼感指数、5ヶ月連続で上昇
国家統計局・中国経済景気監督・測定センターによると、今年に入ってから中国の消費者信頼感指数は5ヶ月連続で上昇している。同指数の上昇により、一般家庭での収入の見通しが安定しており、経済全体に関する信頼感も高まっていることが明らかになった。
国家統計局・中国経済景気監督・測定センターはこのほど、2000年4月度・5月度の消費者信頼感監督・測定レポートを発表した。レポートでは、4月度の消費者信頼感指数は、前の月を0.2ポイント上回り、94.8ポイントに、また5月度の同指数はさらに0.4ポイント増加して95.2ポイントとなったことが示されている。
同指数が上昇した原因としてレポートは、まず今後1年間の家庭での収入およびマクロ経済の動向について、消費者の間に楽観的な見方が広がっていることを挙げている。5月の調査では、今後1年間の家庭での収入が現在を上回るであろうと予測している消費者は全体の43%、また今年の中国経済は昨年より良くなるであろうと考えている消費者は68%を占めている。これを反映して、5月度の消費者満足度指数は前の月を0.5ポイント上回り、93.2ポイントとなった。このような高い数字が現れたことにより、92ポイント前後を行き来していた状態に終止符が打たれた。
レポートでは、今年に入ってから消費者信頼感指数が上昇を続けているとは言え、1997年12月に示された100ポイントのレベルを回復するまでには至っていないことが強調されている。相対的に見て、中国の経済動向は未だ多くの困難に直面していると言える。従って全体的な経済動向について、無条件で楽観視することはできない。
レポートでは更に、同指数が先行的な指数であることから、今後の数ヶ月間の経済動向は順調に推移するであろうと予測されている。ニュー・エコノミー、西部開発、休日経済など、活発な動きもまた、消費者を刺激し、新たな消費行動を促すであろう。効果の高い消費刺激策を打ち出し、消費者の信頼感を維持することができれば、経済全体は消費者が予測した通りの高成長を維持することができると思われる。
「人民日報網絡版」 2000年6月21日
|