■ 経 済    2000.06.26

 
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中国国民経済の発展状況は順調

  中国国民経済の発展は順調に推移しており、鉄鋼、紡績、石炭、製糖、石油石化など重点業界の経済収益が大幅に増加している。1−5月期の全国工業企業の収益は1,254億元で昨年同期の1.3倍となり、なかでも国有および国有持株工業企業の収益が692億元で同3.1倍になるなど、経済効果が目に見えて上昇している。

  冶金業界は総量制限による成果が現れ、収益が大きく増加した。国家経済貿易委員会は今年、鉄鋼業界を総量制限の重点対象に据えており、この5ヵ月間の全国鉄鋼生産量は5075万トンで前年同期比3.48%増、伸び率は3.22ポイント低下した。全国の小型鉄鋼メーカー225社の閉鎖業務が現在進行中である。こうした総合的措置の実施が業界の収益増加を促しており、冶金業界の昨年の年間収益は30億元であったが、今年は始めの5ヵ月間で収益はすでに39.5億元となり、年間では100億元の収益が期待されている。

  紡績業界は収益が大幅に増加した。この5ヵ月間の収益は79.9億元で、昨年同期に比べ3.4倍にあたる61.9億元の増加となった。このうち国有および国有持株紡績企業の収益が15.5億元で昨年同期より31.3億元増加した。2年前から行ってきた古い紡錘1000万の廃棄処分が、こうした収益増加の決定的要因になっている。

  石炭業界は生産経営秩序が好転しつつある。5月末時点で、法に違反している炭鉱および配置が不合理な炭鉱など36000が取り締まりや閉鎖の対象となり、累計で3億トンの減産につながった。不法な小型炭鉱の取り締まりはほぼ完了し、炭鉱の勝手な配置や無計画な採掘といった現象が食い止められた。石炭の輸出は伸びており、今年に入ってから6月15日までで累計2326万トンが輸出され、石炭の供給過剰の状況が緩和された。5月末時点で石炭業界では昨年同期に比べ2.3億元の赤字が減少しており、今年は年間17億元の赤字減少を目指している。

  製糖業界では総量制限や構造調整の成果が5月末時点ですでに現れ、砂糖の価格は年初の1トン2300元から3100元に上昇した。この5ヵ月間で業界全体の赤字は8.6億元減少し、年末には5億元の黒字が見込まれている。

  石化業界は構造調整が成果を見せ始めている。全国で5600以上の立ち遅れた石油精製工場が取り締まりの対象となり、違法に建設、経営されたところや品質や汚染排出が一定基準に達していない小型精油工場111社が閉鎖された。こうした調整が石油石化業界の経済収益増加に大きく作用し、この5ヵ月間で業界全体の収益は昨年一年間の収益にあたる310億元レベルに到達、今年は年間で600億元を超えると期待されている。

  「人民日報」2000年6月26日1面

 


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