「西気東輸」工程が来年から全面スタート
総投資規模が長江三峡工程に匹敵する建設プロジェクト、「西気東輸(西部の天然ガスを東部に輸送する)」工程が、来年の初めから全面的に着工されることになった。2003年にはメインパイプが完成する予定で、工事の一期投資は約1200億元。
西部大開発戦略において優先的に実施される同工程は、新彊のタリム盆地から甘粛・寧夏・陜西・山西・河南・安徽・江蘇の各省・自治区を経て上海に至る天然ガスのパイプを建設し、長江デルタおよび長江河岸の各省(市・区)の工業および住民用のガスを供給するもの。
同工程のメインパイプの長さは約4200キロメートルで、固定資産投資は384億元に上る。支線の建設を加えると、全工程では累計で8000キロメートル以上のパイプが敷設され、下流での工程投資は約700億元を計画している。
21世紀の中国エネルギー発展戦略において、天然ガスの開発は極めて重要な地位を占めている。中国のエネルギー構造において天然ガスが占める割合を現在の2%から将来の8%に向上させることにより、最高で年間1100〜1300億立方メートルの生産量が期待できるという。開発の重点は天然ガス資源が豊富な、新彊および陜西・甘粛・寧夏などの中西部地区に置かれる。
「西気東輸」工程の実施は、こうした地区の資源的優勢を経済的優勢に転換させるだけでなく、長江河岸の各省・市・区の産業構造の調整を促し、石油化学工業、鉄鋼、建材など関連業界の発展にもつながる。
「人民日報海外版」2000年6月27日2面
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