中国、科学技術型中小企業支援に10億元の資金投入
この1年あまりで、中国が科学技術型中小企業支援のために投入した資金は10億元に達した。科学化、規範化、透明化した政府基金管理体制と運用メカニズムが初歩的に形成され、政府部門による政策決定と監督・専門家による相談と指導・基金管理機関の組織と実施という三位一体の管理モデルが確立された。
国務院が認可し、科学技術部と財政部が共同で組織実施している科学技術型中小企業技術イノベーション基金は、1999年6月に正式スタートし、第一期となる10億元の基金の分配がほぼ完了した。
10億元の基金は合計1200を超えるプロジェクトの支援に用いられ、支援対象は独自の知的財産権をもち、高度な技術を多く取り入れた、市場の見通しがよいハイテク製品、科学技術成果の産業化プロジェクトおよびメーカー・学校・研究機関による共同プロジェクトなどとなっている。
1999年度に同基金が支援した1089のプロジェクトのうち、国家科学技術重点計画および863計画の成果の産業化が21%、メーカー・学校・研究機関が共同開発した技術が26%で、3分の1近くのプロジェクトを成立後18ヵ月未満の新鋭企業が請け負っている。大学院修士以上の学歴をもつ技術者が率いる企業が約24%、留学帰国者率いる企業は約10%を占めており、各プロジェクトの支援度は平均で75万元。
同基金は中国工商銀行、中国銀行、中国建設銀行、中国農業銀行の国有商業銀行4社と協力協定を締結しており、同基金の低利貸付プロジェクトは優先的支援を受けるという。
「人民日報網絡版」2000年6月27日
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