上半期の金融情勢に積極的変化
今年の上半期、中国の金融運営は安定的に推移したが、一部の主要な金融統計に喜ばしい積極的変化が見られた。国民経済の健全かつハイペースな成長が金融環境を好転させ、金融運営の安定化につながっている。
上半期の中国マネーサプライの伸び幅は昨年同期の水準をほぼ保ち、各金融機関の貸付も大きく伸びている。今年の上半期で、金融機関全体の各種貸付残高は10兆元を超え、昨年同期比14%増、このうち前6ヵ月の貸付額が昨年同期より1900億元ほど増えている。企業の短期運用資金に用いられる流動資金融資および中長期固定資産融資がいずれも昨年よりかなり増えており、工業生産や投資の増加を効果的にサポートしたことがわかる。さらに、上半期の企業の預金残高が昨年同期比20%増となったことからも、企業の収益が増加し、経済が活発化し、景気が上向きになっていることが読み取れる。
このほか、株式市場の活況や国債購入の増加により、上半期の金融機関の貯蓄の伸びは緩やかになっている。四大国有商業銀行の資産構造にも明らかな変化が現れ、債券保有量が増加した。貯蓄の投資化は、金融運営の効率が向上し、直接融資と間接融資が協調的に発展していることを表している。
専門家は、金融のグローバル化の傾向や中国のWTO加盟という新たな情勢下において、中国のマクロ経済が好転を続けるには、今年下半期の貨幣政策の全体基調を貨幣政策の伝導メカニズムの改善、安定的な貨幣政策の継続実施、人民元の貨幣価値の安定確保に置き、経済成長の促進と共に金利市場化改革の推進が必要であると語った。
「人民日報網絡版」2000年7月4日
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